１０ー５０ ページ50
Aは
ボクの腕をしっかりと抱きしめて
自分の腕も並べてる
同じ時計。
「ふふ。おんなじ時間。」
そんなことを言う、Aが愛しくて
仕方ない
並べるとよくわかる、Aの細い腕
ボクは
Aの腕を撫でる
JS「…おんなじ時間を。ずっといこうね
絶対離さないから…絶対。
A…」
これからずーっと
同じ時を生きること いけること
それが
嬉しくて 時を刻む時計を選んだ
だから。ジュンスが言ってくれたことが
すごく嬉しかった
腕を撫でていた手が
肩を撫で
クビを撫でて
顎に沿って
指が
くちびるをなぞる
後ろを向かせられるように
顎をクイっと軽くされると
首もとに迎えにきてたジュンスの顔
もうすぐそこ。
吐息を感じる距離
ﾁｭｯ……
胸がギュッてする
「ジュンス…すき。」チュッ
わたしの心の声は
ジュンスと一緒にいるようになって
ポロポロ零れてしまうようになった
気持ちのままに
こぼれさせないと
苦しくておかしくなりそうだから
これでいい
だって
ジュンスは受け止めてくれる
ほら…今だって
ギュッてなった胸
ジュンスがキスで
溶かしてくれるの
「ジュンスー」
振り返って
クビに腕を回す
ジュンスは、私の腰に手を回して
引き寄せてくれるんだ
ーーJSーー
ベランダでいつものように
2人で過ごしていたら
想いもよらなかったAからの
プレゼント
ずっと… 一生…
同じ時を過ごす
愛しさと感動で
Aを確かめたくなる
細い腕も肩も
全部…ぼくのA
後ろからキスすると
振り返って 全部ボクにゆだねてくれる
腰を引き寄せて
Aを抱っこで移動するタイミングを
見計らってた
…っチュっ…「ジュンス…m…っ続き……」
JS「…っん…」
目を合わせて Aが言った
「ジュンス…続き…シよ？」///
潤んだ目で…さ？
腰に回していた手
そこから Aを抱っこ
カッコよく…したのに…
キスしながら移動したとびらのまえ
ベランダの扉
開けれないじゃん…(泣)
扉の前で
(あっ！(泣)��(ºωº｀*)ってなると
それ見たAが
ふふふ (o´艸`)って かわいく笑って
ぼくから降りると
カラカラカラ…って開けてくれて
ちぇーって( ๑⃙⃘｀³´๑⃙⃘)
空を仰ぐように上向いたぼくの
手を取ると
手を繋いで中に引き入れてくれた
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作者名：maco | 作成日時：2021年7月22日 12時
