３３〜JS〜 ページ33
「Aぬなー」
僕が呼んだら
応えてくれる距離に、ここ最近はヌナがいることが嬉しくて
プロモーション中いつも近くにいてしまった
ちょっとそれは 今考えると
ダメだった
西川「ちょっと、ジュンス」
仙台で西川ヒョンが来た時に
ヒョンに言われたこと。
西川「ジュンス、奥田のことが好きなのか？」
JS「え…」
西川「ちょっと見てて。そう思う。
他のスタッフもだいぶなー。な？」
迂闊だった…。
ダメだよ。
行く先々でのファンのみんなの反応が嬉しくて
自分も楽しかったから
ちょっと
浮ついちゃってた…
何しに来てるんだよ おれ。
それに
変な噂がたってもいけない
Aさんは
社長の大切なひとだから…
JS「すいません…気を付けます」
西川「うん。ほんとは口出しする事じゃ…ないんだけど。
奥田がさ。いろいろあるし…な？
こんなことほんと、すまん。」
いろいろ…？なんかあった…
僕のせいで？
ぼくはそれを
知ることもできないし
できることは
Aさんのためにすることは
ちょっと離れること
なんだな…
最近のAヌナは
よく、1人で考えこむような
そんな感じがしていた
その様子は時々 寂しそうにも感じて
僕が近くに行かなくなっちゃったから？
……なんてー。
そんな自信はみたいなのは微塵もなくて
やっぱりあの夜からの、なにか。
それはやっぱり、
トオルさんとの間になんかあるのかな…
そんなことが思い当たるだけ。
あまり近くにいないようにしてる
この距離が もどかしい
ほんとは
本当は
そばに行って Aを笑顔にしてあげたいのに
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作者名：maco | 作成日時：2020年10月6日 15時
