【赤羽業】守るために強くなる。1学期

成功 ページ48

赤羽side


ホテルに戻って

みんなに大丈夫だと伝えた


そうウイルスは死に追い込むものではなかったし


本当に良かった


俺は隣で眠る鈴を眺める


「カルマ君」

「あ〜渚君」

「結城さん大丈夫？」

「うん、熱も下がってる…」

「良かった。」

「ありがとう」

「ううん全然…でも僕のせいで傷つけちゃたし…」


そう言いながら鈴の傷に触れる


「渚君も対したもんだよ」

「僕さ今日わかったんだ」

「友達の大切さとか大事な人の大切さ改めて感じたよ」

「あ、聞いてなかったね渚君の好きな人って茅野ちゃん？」

「え？！？い、いやその…」

「やっぱ鈴だよねー」



渚君は顔を真っ赤にする



「カルマ君ごめん！」

「いいよー全然ーだって鈴可愛いんだし…モテるのもしかたないよ…」

「残りの日はいっぱい遊ぼうね」

そういって笑う渚君

「そうだねー」

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