【赤羽業】守るために強くなる。1学期

爆破 ページ47

カエデside


「やめろぉぉっー！！」

爆音とともにワクチンが粉々になって風に流される



私たちは言葉を失い


鷹岡先生の奇妙な笑い声が響く


「そう！！その顔が見たかったんだ！！！」

「夏休みの観察日記にしたらどうだ？」


渚がこっちを見る



渚の様子がおかしかった


息が荒くなり大きく震えている


そして鈴ちゃんの持っていたナイフに手を伸ばし


立ち上がる



「殺…して…やる…」





渚…？




「そうだ…そうでなくっちゃ…」


「殺しに来なさいー な ぎ さ くーん！！」



どんだけ名前を呼んでも渚には届かなかった



「渚君寺坂君のスタンガンを拾いなさい」


渚が殴られまくる


「勝負にならない…」


「そろそろこいつを使うか」


そういって取り出したナイフと鈴ちゃん


「烏間先生もう打ってよ！鈴ちゃんも渚も死んじゃうよ！！」

「手ぇだすんじゃねぇカルマ…」


カルマ君もすごく怒っている


「まだほうっとけって…寺坂…」

「俺もそろそろ参戦したいんだけど…」

「カルマお前は練習サボってばっかで知らねぇけどよ…」

「渚の奴まだなんか隠し玉持ってるようだぜ」



気づけば鷹岡先生にスタンガンを当てている渚


「鷹岡先生ありがとうございました」


そのまま倒れていく鷹岡先生





渚side



「しょやぁー！！！」「「「やったー」」」


「ボス撃破！」


僕は結城さんをお姫様抱っこした


するとすぐにカルマ君と皆が来た


「やるじゃん」「大丈夫か渚！？」

「僕は大丈夫でも結城さんが…」

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