【赤羽業】守るために強くなる。1学期

業の傷 ページ33

杉野side



カルマは花火大会には現れなかった




鈴も花火大会に行かないといい





家でずっとカルマのことを待っていた




学校にも





鈴はとカルマは姿を現さないまま



授業開始






ガラッ・・・





入ってきたのは









「カルマっ！」






みんなの視線はカルマに当たる




「昨日はどうしたのよ！？」


「なにがあったの」



女子男子とも口々に言う







「鈴は…？」




カルマは小さな声で言った



「来てねぇーよ」




寺坂が言う



カルマの前に行き



「お前どういうつもりだ？鈴はずっと待ってたんだぞ？！」


「寺坂…」



カルマは寺坂の胸ぐらを掴む




カルマは拳を握る



「カルマっやめろ！！」


寺坂の顔ギリギリで手が止まる



寺坂のシャツを離すと




下を向き



頭をかきむしる

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