【赤羽業】守るために強くなる。1学期

絆の強さ ページ25

「死ぬかもよ」


「やってやんよ」




カルマ君はほんとに頭の回転が速い



みんなは必死で水をかけるけど


カルマ君は見てるだけ


でもそんなところもかっこいい



「だいぶ吸っちゃったね〜あんたらのハンデが少なくなった」



「で、どうすんの？」



「俺らも賞金もってかれんの嫌だし」


「そもそも皆あんたの作戦で一回死にかけてるし」


「俺の大事なもんまで危険なめにあわせてさ〜まだ続けんなら」


「こっちも全力で水遊びさせてもらうけど？」







カルマ君のおかげでみんな無事だし


ホントに良かった

寺坂君も原さんの説教で


「あぁ〜ほんと無神経だよな寺坂は」


「そんなんだから人の手の平で転がされんだよ」

「うるせーカルマ」

「てめぇーも高い所から見てんじゃねー」

寺坂君はカルマ君を水の中に叩き付けた


「はぁっ？何すんだよ上司に向かって！」


「誰が上司だ？！」


「触手を生身で受けさせるイカれた上司がどこにいる？！」


「大体てめぇはサボり魔のくせに女までいておいしい場面は持っていきやがって」


「あぁそれ私も思ってた」


「この機会に泥水たっぷり飲ませようか二人で」


『二人って…？』


「鈴とカルマだよ？！」


『えー？』


「知ってるんだからね〜」


「隠してもわかるっつーの」


「カルマ顔に出すぎだしね」


「俺〜？グハッ…ちょっゲホッ寺坂もやめろって」


殺「みなさん風邪をひかないように今から教室にもどりましょう」

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