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百二十六話 おじさん再び ページ49

「氷の呼吸 終ノ型…?」


[氷の呼吸は、拾ノ型までは習得しました。でも、終ノ型の存在を最近思い出したんです。]

「氷造さんのところに行くの?」

「……(コク」


私はうなずいて、頭を深く下げた。


もしかしたらこの柱稽古でもっと強くなれたかもしれないのに、その機会を技を習得するために潰してしまうということを、許してもらえないかと思ったから。

でも、今やらないと駄目なんだ。


「…」

「…」

「……良いよ、行ってきな。」

「!」


思わず頭を上げた。


「なんの理由があるかは知らないけど、咲雪がそうしたいっていうなら良いよ。僕は止めない。」

「…」

「心配しないで、他の柱の人に言っておくから。」

「…!」



「え?」

あ り が と う ご ざ い ま す

「…うん。」


また無一郎さんに抱きついてしまった。





無一郎さんに許可を取った私は、早速荷物を持って氷造おじさんのところに向かった。

ちなみに綿雲とシロも一緒。


(あ、見えた…)


久しぶりに行くから道を間違えていないか心配だったけど、意外と大丈夫だった。

氷造おじさんの家に着くと、扉をコンコンと叩いた。


「はぁーい。」


扉がガラッと開いて、氷造おじさんが顔を出した。



「咲雪…!」

「…(ペコ」




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ねぎとろ丸(プロフ) - 黎音さん» あ、ただの誤字ですね(-_-;)ご指摘ありがとうございます。今まで修正できてなくてすみませんでした。 (2021年2月13日 18時) (レス) id: 0f7aa38795 (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - 炭治郎との再会だと思うのですが、再開何を再び始めるのでしょうか (2021年2月13日 11時) (レス) id: 9cf40aceea (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ丸(プロフ) - ルリーナさん» ありがとうございます( ;∀;)お優しいですね…ありがとうございます(二度目)これからも頑張ります! (2020年9月27日 9時) (レス) id: 504f2e69b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルリーナ - 毎日楽しみにしています頑張ってください。でも無理せずご自身の体を大事にしてください (2020年9月25日 21時) (レス) id: 18617ecf20 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ丸(プロフ) - 未桜さん» コメントありがとうございます!最高だなんて、とても嬉しいです!これからも頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします! (2020年9月22日 19時) (レス) id: 504f2e69b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねぎとろ丸 | 作成日時:2020年8月4日 18時

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