百十七話 悪口?いや、挑発 ページ40
「いや別に舐めてるわけじゃないよ、事実を言ってるだけで…どうせ君は僕に頚を斬られて死ぬんだし。」
「…?」
「だって何だかすごく俺は調子がいいんだ今。どうしてだろう。」
「その口の利き方が舐めていると言ってるんだ糞餓鬼め、たかだか十年やそこらしか生きてもいない分際で。」
「そう言われても、君には尊敬できるところが一つも無いからなぁ……見た目も喋り方もとにかく気色が悪いし。」
な、なんか…悪口をぶつけあってるような…(汗)
「私の美しさ、気品…優雅さが理解できないのはお前が無教養の貧乏人だからだ。便所虫に本を見せても読めないのと同じ。」
「君の方が何だか便所に住んでいそうだけど。」
「黙れ便所虫。お前のような手足の短いちんちくりんの刃、私の頚には届かない。」
「いやさっき思い切り届いてたでしょ、そもそも君の方が手足短いし。あぁもしかして自分に対して言ってる独り言だった?邪魔してごめんね。」
…いや、これは挑発しているんだ。
あの鬼を。
「ヒョヒョッ、安い挑発だのう。この程度で玉壺様が取り乱すとでも?勝ちたくて必死のようだな、見苦しいことだ。」
「うーん…うーん…」
「?」
「なんかその壺形歪んでない?左右対称に見えないよ、下っ手くそだなぁ。」
壺について指摘されたとたん、鬼…玉壺は黙った。そして―――
「それは貴様の目玉が腐っているからだろうがアアアア!!!」
「…!!」
大きな声で怒鳴った。
「私の壺のオオ!!どこが歪んでいるんだアアア!!____“血鬼術 一万滑空粘魚”!!」
そして、玉壺が手に持つ複数個の壺の中から、大量の小魚が一気に飛び出してきた。
「一万匹の刺客がお前を骨まで喰い尽くす!私の作品の一部にしてやろう!!」
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デカ文字使ってみたんですけどどうですかね?
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ねぎとろ丸(プロフ) - 黎音さん» あ、ただの誤字ですね(-_-;)ご指摘ありがとうございます。今まで修正できてなくてすみませんでした。 (2021年2月13日 18時) (レス) id: 0f7aa38795 (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - 炭治郎との再会だと思うのですが、再開何を再び始めるのでしょうか (2021年2月13日 11時) (レス) id: 9cf40aceea (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ丸(プロフ) - ルリーナさん» ありがとうございます( ;∀;)お優しいですね…ありがとうございます(二度目)これからも頑張ります! (2020年9月27日 9時) (レス) id: 504f2e69b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルリーナ - 毎日楽しみにしています頑張ってください。でも無理せずご自身の体を大事にしてください (2020年9月25日 21時) (レス) id: 18617ecf20 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ丸(プロフ) - 未桜さん» コメントありがとうございます!最高だなんて、とても嬉しいです!これからも頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします! (2020年9月22日 19時) (レス) id: 504f2e69b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねぎとろ丸 | 作成日時:2020年8月4日 18時