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ひきこもりとマッシュ ページ3

「では次。A・ナルクス。最終面接を始めるぞ」

「はい…」


時は進み、面接。一瞬でワープされ、広い部屋に送られる。刺さる視線に背筋がぞわぞわと鳥肌が立つ。


「君は……そうか、君か。」

「え…?」


オレはオレだよ…?といいかけたが、必死に抑え込む。なに。怖い。


「君は良い。彼から聞いておるのでな。」

「彼……??」

誰。とは聞きづらかった。


「ワシは君のその“能力”に期待しているぞ。」

「!…よくご存じで…」


ひくついた笑みを口に浮かべる。なんで知られてんの。オレってもしかして有名??



「君のような人間が、たくさんの人間を救うことを祈っている。」

「…物理的に、ね。」


「ようこそ、イーストン魔法学校へ。」



校長がそう言うと、早々に返された。元の会場に。
シュッと転送され、また別の人がいなくなった。



「…あ、帰ってきた。」


ぼそ、とオレに向けられた声。
え、と振り返ると、編入試験前に筋トレしていたマッシュ頭がオレをじっと見ていた。


「…あ、どうも」
「おす」


一応歩み寄ったけど、どうしても無理。2m以上近づいたら蒸発する。
人と関われる気がしない。

ふと見ると、手が何かで斬られたようにズタズタ。というか、貫通している。血が流れていた跡が痛々しく伝っている。


「…手、痛くねえの」
「え?まぁ…特には?」
「バカだろ……治して、やるよ」


本当は嫌だけど。でも、怪我している人を放っておくのも、人間性としてよくない。
「え」と目を見開いたマッシュ頭は、「できるの?いいの?」と首をかしげる。


「できる。……けど、引くなよ」

「? 別に治してもらってるのに手引かないよ?」

「…」


無視して左手を掴む。
ぺろ、と貫通して地面が見えている箇所を舐める。ぴく、と手が揺れる。
苦い。鉄臭い。



「え、え。そういう趣味…?」

「はったおすぞ」

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人間 - 好きです!応援します!!!! (3月31日 23時) (レス) id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - えええ、いや、めちゃくちゃええ。……なんやこの満足感は……マッシュ君もっとやっていいよ(?) (3月27日 23時) (レス) @page28 id: 0797d1e760 (このIDを非表示/違反報告)
むぎちゃ(プロフ) - えってぃだ……!! (3月4日 3時) (レス) @page23 id: cc2beb923e (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 男主、受け攻めとかありますか? (2月18日 11時) (レス) id: b90a85c5d8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ - 題名に釣られて来ちまったよぉ…なんでこんな神作思い付くんです??続き楽しみに待ってますっ!!あとこれって原作のどこらへんで起きてる話ですか? (2月14日 9時) (レス) @page12 id: b02cacdca3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らんぬ | 作成日時:2024年2月11日 23時

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