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「私はマッシュ君の
「えっねえちょっと待って」
笑顔でオレに手を振って、タタッと走り去ってしまったレモンちゃんの背中に手を伸ばしたが、虚しく空を切った。
あー…と漏れた呻き声が先生の説明にかき消されていく。
「良かったですな。ボクと一緒になれて。」
「あ、あは、あはは……」
乾いた笑い声をあげるオレに酷な現実をつきつけてくるこの男。
なにこの子怖いんだけど本当。オレの行動一個一個見てんのかってくらい先回りしてくる。
「それでは、前回決めたペアで、今から配る紙に書いてある薬草を一時間以内に確保し、帰ってきてください。始め。」
先生がそういって、パンッと手を打つと、空からオレの手に収まるように紙が降ってきた。
おーすげえ。なんて思っているうちに、皆続々と森の中に入っていく。
「行くかぁ…マッシュ。」
「うん、行こう」
*
＿＿森に入ってから30分後。
「……よし、これでオッケー。また一個確保。」
一緒に降ってきた羽根ペンでチェックマークを入れ、薬草を渡されていた袋にしまいこむ。
この時にしっかり選ばないと、後で自分たちで使うからな。ちゃんと選ぼう。
「よし、次は＿＿＿う”げぁっ！？」
ぱっと振り返ってマッシュに話しかけようとしたら、目の前で佇んでいた。しゃがんでいた姿勢だったので、思わず尻もちをつく。
いやだって本当、近いなんてもんじゃない。視界100%マッシュの顔。
「人を化け物みたいに驚かないでほしいんだけど。」
「距離感が化け物だよ！！」
むっとしている主犯にそう叫ぶと、「いやぁそう言われると照れる」と手を差し出される。なんやかんや手を差し出してくれるところかっこいいが、さっきの言葉は誉めてねえよ。
その手をありがたく借り、立ち上がる。
「そういえばさ、Aって二本線だよね。」
「え？あぁ……一応な。」
この世界では一本線が普通と言われているが、オレはこんなでも二本線が顔にある。でも、それに似合わない固有魔法。
いわゆる宝の持ち腐れというやつだろうか。二本線なら攻撃魔法の方が良かったろうに。線も可哀想。
というか、なんで二本線なのにこんな方法でしか治せねえの？
「でもこんな能力本当やくたた」
「A、危ない」
「へっ？うぁああっっ！？」
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人間 - 好きです！応援します!!!! (3月31日 23時) (
レス) id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - えええ、いや、めちゃくちゃええ。……なんやこの満足感は……マッシュ君もっとやっていいよ(？) (3月27日 23時) (レス) @page28 id: 0797d1e760 (このIDを非表示/違反報告)
むぎちゃ(プロフ) - えってぃだ……！！ (3月4日 3時) (レス) @page23 id: cc2beb923e (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 男主、受け攻めとかありますか? (2月18日 11時) (レス) id: b90a85c5d8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ - 題名に釣られて来ちまったよぉ…なんでこんな神作思い付くんです？？続き楽しみに待ってますっ！！あとこれって原作のどこらへんで起きてる話ですか？ (2月14日 9時) (レス) @page12 id: b02cacdca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らんぬ | 作成日時：2024年2月11日 23時
