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-薮side-




高校最後の文化祭。



二人で作った曲を披露して！

と周りから言われて渋々OKした光の隣で俺は正直誰よりも喜んでた。


ムードメーカーだけど後輩を立てる光。

今更薮とやってどうするなんて言って逃げ続ける光に同調すると同時に、今だからだろ？と思っていた。

光がどんな道に進むかは聞いていないけど、俺と一緒なわけがない。




だから嬉しかったのに、影で満更でもなさそうな顔をしていた光との約束を俺が破ってしまう……。

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作者名：乙華 | 作成日時：2015年12月11日 13時

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