【完結】もしこの世界が終わるなら【/黄/赤/】

もし世界が終わるなら。4 ページ5

ガチャ




『どうぞ。入って。』




るぅりーぬ｢おじゃまします｣




『お母さん、るぅとと莉犬部屋に入れるね』




『…お母さん？』




呼んでも呼んでも返事は帰ってこない




『ちょっと先に上行ってて。お母さんに言ってくるから。』




莉犬｢おっけー｣




るぅと｢わかりました｣




2人が階段を上る音を聞いてお母さんを探す




リビングの扉を開けると…




『お母さん？え、お父さん？』




お母さん｢おかえりー、ぶへははww｣




お父さん｢、あー…これうめぇな｣




『お母さん…？お父さん…？』




『…家事は…？仕事は…？』




お母さんとお父さんも皆みたいに何もしないなんて考えたくなかった。




お父さん｢今日から俺は自由だー！！｣




お母さん｢もう家事なんてめんどくさい事しないわぁ！！｣




『…ねぇお母さん！お父さん！ニュース見てよ！ねぇ！』




お母さん｢うるっさいわねクソガキ！私達はあと１ヶ月しか生きられないのよ！あははww｣




『…』




…もういい




お母さん達にはもう失望した。




るぅとと莉犬さえ普通なら




ガチャ




るぅと｢A、大丈夫でしたか？｣




『…うん、大丈夫だって』




莉犬｢じゃあわたがし作るぞー！｣


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


莉犬｢A！ばいばい！楽しかった！｣




るぅと｢明日も遊びに来ますね！｣




『うん！ありがと』




2人が見えなくなるまで手を振り続けた




今は夕方でお腹が空いた。




お母さんは作らないと思うし、自分で作ろうと思ってキッチンへ行った。




お母さん｢ぴゃーwwあひゃひゃひゃひゃww｣




お父さん｢テレビが曲がってるーwwぐへぴぱぬっこびーばwww｣




昼間からお酒を飲んで酔っ払っている。




この光景に嫌でも慣れなければならない。

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