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もし世界が終わるなら。2 ページ3

あの後登校してすぐに下校することになった




でも、いつもと違った




みんながみんな、いるのだ。




いつもなら仕事に言っている時間。




道で近所同士で話している。




この可笑しい光景には2人も気がついたみたいで




莉犬「…みんないるね」




るぅと「…先生みたいに、可笑しくなっちゃうんでしょうか?」




『先生、今までの感情が爆発したんだよね。私達のこといなくなっちゃえばいいって。』




会話はそれだけで終わる。




こんな話、反応なんてしたくない。




この暗い雰囲気を変えるように莉犬が明るい声で話し出した。




莉犬「世界が終わるんならさ、今からわたがしいっぱい食べに行かない…?」




『…そうだね!』




るぅと「ここから近いなら、屋台がありますよ。」




『じゃあそこ行こっか』




莉犬「れっつごー!」


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


いつもよりたどたどしかったけど、歩いて屋台へ向かう。




るぅと「…あれ?」




『…?どうしたの?』




るぅと「…屋台、ここにあったはずなんです…」




莉犬「ここ何も無いよ?」




『…世界が終わるから仕事もお金を稼ぐこともしなくていい。』




思わずそんな言葉が出てきた。




はっとして口を塞ぐ




『あ、ご、ごめんね…?』




莉犬「…大丈夫だよ!ちょっと遠いけどデパートあるじゃん!俺たちで作っちゃおうよ!」




るぅと「そうですね。」




莉犬が言ってるのは、わたがしを作る小さい機械を買って自分達でわたがしを作っちゃおう!ということだ。




そんな無邪気な考えに救われる。




『…うん!買いに行こっか!』




2人の手をとりぶんぶん振ってデパートへ足を進めた。

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作品ジャンル:恋愛
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リト@純粋少女(プロフ) - 抹茶色ネココさん» ありがとうございます!!読み返してみたら結構良かった←頑張ります!!ありがとうございます!! (2020年4月22日 18時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)
抹茶色ネココ(プロフ) - 占ツク何日間か見てないうちに終わってた… めっちゃ泣けました…これからも頑張ってください! (2020年4月22日 18時) (レス) id: 3efde21188 (このIDを非表示/違反報告)
リト@歌い手色の占ツク民達(プロフ) - しゅらいさん» 私だったらー・・・チーズ食べまくって、ようつべ見ますかね。ん?普段の生活と同じとか言うなや (2020年4月16日 18時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)
しゅらい(プロフ) - 完結おめでとうございます!才能ありまくりで羨ましいです。もしも、世界が終わってしまうならリトさんだったら何をしたいですか? (2020年4月16日 18時) (レス) id: 5fe9af3e33 (このIDを非表示/違反報告)
リト@歌い手色の占ツク民達(プロフ) - つくねさん» つくねちゃん…?もっちー…?どっちで呼べばいいか分かんないけどありがとう!嬉しいです!私は大好きでちゅ☆…あ、、、、、、噛んじゃった☆ (2020年4月16日 13時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リゼ@純粋少女 | 作者ホームページ:見てみたくないうぉううぉう?  
作成日時:2020年4月2日 18時

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