96ちゃんは親友です、彼女にはいつも助けられてばかりですが ページ7
「それ、絶対ダメ男だよ！」
「…96ちゃん、それ勘でしょ？」
近藤先輩と遊んだ翌日、私は96ちゃんと晩御飯を食べていた
あ、この春巻き美味しい
「勘じゃない！4年も連絡とってないのにまだ恋仲！？冗談も程々にしろって感じだよ！」
「知らないよ…」
「とーにーかーくーっ！私はあの男とこのまま会い続けるのには反対！」
「そうは言われても、次会う約束もしちゃったし…」
「理由つけて断れ！仕事を入れるんだその日に！」
「で、でも…」
96ちゃん、私はあの人の事諦めてるよ
でもさ、期待しちゃったんだよ、一瞬
「私は休琵が傷付くの見たくないから言ってるの…会うの控えるだけでもいいから、お願い」
「…私、諦めきれたと思ってたのに、諦めきれてなかった、でも96ちゃんの言う通り少し会うの控えてみるよ」
96ちゃんが少し悲しそうに微笑む
「そっか…休琵、ごちそうさま」
「お粗末様でした、私もごちそうさま」
お皿を洗っていると96ちゃんは言った
「休琵、towacoさんとはどうなの？」
「仲の良い友達って感じだけど…それがどうしたの？」
「そういう意味じゃ…まぁいいか、お風呂先入るね〜」
「うん、ゆっくり入ってて良いからね」
私は考えた
『恋じゃなきゃ何なのか』
恋じゃなきゃ、私の持っている
とわ君に対するこの気持ちは
近藤先輩に対するこの気持ちは
好みの男性のタイプは浮気しない人です、歌が好きなだったら尚更…→←彼氏は居た事は一度だけあります、でも高校卒業と共に自然消滅しました
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作者名：睡眠酸素 | 作者ホームページ：ホームページの追加は禁じます。
作成日時：2016年8月14日 16時
