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「あら」
「また来たの」

「ええ。貴方が少々勝手な行動をしたからですよ。」

「何のこと?」
私はクスクス笑う
カリバーのことだろう

「まぁ、今はいいですよ」

「珍しい。貴方が何もしないなんて」

「私のこと何だと思ってるんです」

「………………臆病者?」

「…………」

「私を好きに扱うチャンスなんて幾らでもあるのに、何もしない」
「面白くないわぁ」
「何時もあんなことする割に臆病ね」

「するなら壊して。私の全て。」
「私を滅茶苦茶にする位壊しなさい。」
私はストリウスに近づきそのまま彼に口付ける


2000年


2000年間向き合ってこなかった

私は知っている
終わりが近いことを
私も彼もデザストも

いや……私達と言った方がいい

誰とも向き合わなかった罰か

別れの日は近い
それなら


私だけでも

彼を見よう

私達の罪を認めよう

本音をぶつけよう



「本当に…………貴女という人は」

彼は私を冷たい床に押し付け、首に噛み付く

深く
深く

噛みちぎるかの様に


死なないこの体

傷がすぐ治るこの体


傷は残らず痛みだけが残る

記憶だけに残る

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設定タグ:仮面ライダーセイバー , 特撮 , 仮面ライダー   
作品ジャンル:恋愛
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李凛(プロフ) - 気付いて貰えないと思いますが、一応残しておきます。諸事情により携帯を機種変更し、前のアカウントでログイン出来なくなったため新しいアカウントで書いています。このコメントから飛んで頂けたら幸いです。なお、滅亡迅雷の小説はまだ準備中です。 (2021年7月29日 16時) (レス) id: dff295ec5f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:李凛 | 作成日時:2021年5月2日 20時

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