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馬鹿な私 ページ25

NOside
夕日が沈んだ頃、神優は拠点に戻ってきた

がやけに騒がしいことに気づく
黒服たちが急いで何かの準備をしていた

嫌な予感がした神優はそのまま首領室に走って向かった







バンッ!!!

『何かあったの?!』

首領室には森が難しく苛立った表情をしていた

森「敵の罠に嵌ってしまった、太宰君と中也君、そして芥川くんが危ない」

『3人は今どこに?!』

森「町外れの山だということしか分かってない上、道という道がないため3人以外敵の仮拠点がどこかわかってない」

神優は森から山の場所を聞き向かおうとしたが森に止められた

『何?』

神優は早く行きたいからか苛立ってるようだった

森「君は行っちゃダメだ。今紅葉くんが敵の別部隊と戦っている、それが終わり次第向かってもらう」

『その間に3人が殺されたらどうするの』

森「神優ちゃん首領というのは組織のことを第一に考えなくてはいけない、だから、ここであの三人でも勝てない奴らの元に戦力を送るような無駄なことをしたくないのだよ」

『だから紅葉が終わるまで待つってこと?』

神優は信じられないという顔をして俯くと再び出て行こうとした

森「神優ちゃ『私にとって!!』!」

『私にとってあの三人は大切な友達なの!!それに……私は馬鹿だから!合理的とか理論最適解なんてわかんない!!』

神優が泣きそうな顔をしていたのを森ははっきり見た


バンッ


神優はそのまま振り返りもせずに出ていった

森が最後になんて言ったか神優には聞こえなかった





























森「三人を頼んだよ」

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AI(プロフ) - とても面白かったです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年3月25日 23時) (レス) id: 93828e9472 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:好影 | 作成日時:2019年2月3日 0時

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