夢の戦士トワイム 6th (ページ8)

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アプスが映っている画面を見て、有岡は呆然とした

　
　
ar「何…これ…」

hk『アプスがトワイムの正体を世間に公表した。

今まではネットニュースでのみの話題だけだったけど…今回の一件で全員の共通認識となった。

俺や薮だけじゃない、いのちゃんの病院にもマスコミが押し寄せてマズイことになってる』

ar「そして…」

hk「大ちゃんが元はアルトムであった。

このことが広まると…」

八乙女はこの先を言わなかったが、有岡には理解できた

有岡のトワイムとしての活動に支障が出る

有岡は呆然とテレビを見ていた

アプスが映っていた画面が切り替わり、出てきたのはルプスであった

ru『なぁ、ライラ。

いい加減決着つけようや。

時間は今日の午後6時、場所は…この基地から近い海岸。

来なかったらどうか…わかってるな？』

そこでテレビは消される

ar「…光くん」

hk『わかってる。

このテレビは隣で薮も見てるから言いたいことはもう通じてる。

…30分前にセットしとくから』

八乙女の言葉に有岡は微笑んだ

ar「…ありがとう」

通話を切ると有岡は首を傾げているだいきんぐの頭を撫でる

kg『…大貴』

ar「大丈夫だよ。

俺はもう…トワイムなんだから」