夢の戦士トワイム 6th (ページ41)

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最終話　【幸せな夢】と【悪夢】ページ41

トワイムの戦いから1年

世間は次第に興味を無くしていき、もうその話をするものは少なくなっていた

yb「おう、お疲れ」

hk「お疲れ」

薮と八乙女は変わらない

2人しかいないはずの交番には4つの机が置いてある

薮はその机をそっと見つける

yb「…なんで4つも机あるんだろうな」

hk「別にいいんじゃねぇの？

俺たちの荷物置きがあるってことで」

八乙女はなんとなく引き出しを見てみると1冊の少女漫画が入っていた

hk「この机、前に使ってた人の忘れ物が入ってるし…」

yb「たく…あとで上司に言っとくわ」

薮はそう言って引き出しを閉めた

tk「おはようございます、組長」

yt「おはよう、でも組長はやめてほしな」

中島は父親が引退したため、組長となった

高木が側近といていつもいる

tk「そんなこと言えませんよ、もう俺の組長は裕翔だけなんですから」

中島はそういう高木に困り顔で微笑む

yt「違和感ありまくりだな〜…ん？」

中島はある部屋の前で止まる

yt「この部屋…使ってたっけ？」

tk「いや…使ってないはずだけど」

中島は扉を開ける

部屋の中からはタバコの匂いがした

tk「誰かがこっそり使ってたのかな？

ちょっと聞いてみるね」

yt「…うん。

あ、俺授業だからちょっと行くね」