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30-4 ページ44

そう叫んでコインをベルト内に入れ、真ん中にある小さなプラネタリウムを回す

 

するとベルトから輝く無数の星が現れた



その星たちは伊野尾の周りを回り続ける



in「しし座の力を持つトワイム!!



スター・リオ!!」



そう言うと星たちは流れ星のように去っていき



変身を終えた伊野尾が立っていた



km「とうとう…変身しましたか」



in「薮も光も皆の前で変身したらしいしね。



ここでひよってたら…守れないからね」



伊野尾は突き刺していたレイピアを抜いて神山へ駆け出した



km「ま、変身したって俺の勝利は変わりないけどな!!」



神山はサーベルで防いでいく



km「伊野尾先生…あんたにやったら、俺は勝てる!!」



in「その根拠は?」



km「こうすればいいだけやからな!!」



神山は距離をとったかと思うと跳んだ



着地したのはロビーに落ちないように設置されたフェンスの上であった



その先には入院している患者がいたのだ



km「さぁどうする⁉︎



流石の伊野尾先生でも…ここまでは守れんやろ!!」



神山はサーベルで斬りつけようとする



その刃が患者に届きかけた時、謎の壁が現れて攻撃が防がれた



km「はぁ⁉︎」



神山は驚くも攻撃を続ける



しかし、攻撃は防がれるばかりであった



km「なんで…まさか!!」



神山は伊野尾を見る



その瞬間、青色の星が神山を襲った



攻撃に集中していた神山はその星を斬れずにぶつかる



km「何…が…」



ロビーに着地した神山は困惑している



in「流れ星の力を手に入れたしし座のトワイム‼︎



シャイニングスター・リオ‼︎」



その星の正体はシャイニングスター・トワイムに変身した伊野尾のものであった



in「どこの誰か知らないけど…患者を助けてくれてありがとうね。



さて…医者であるのにも関わらず患者さんを襲った罰を与えないとね」

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2021年9月4日 21時

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