28-6 ページ31
cn「涼介…」
知念は山田と対峙する
山田は何も言わず、レイピアで知念に襲いかかる
知念はレイピアで対抗するも攻撃に転換出来ない
なぜなら…
cn「僕は…涼介と戦うことなんで出来ない!!」
相手が山田だからである
cn「涼介はサジタリアが誰かってことも知ってたんでしょ…?
僕たちにも教えてよ!!」
山田のレイピアが知念の頬を掠める
知念は仮面の奥に見える山田の目を見た
微かに揺れる瞳
cn「涼介…」
ar「知念!!」
有岡の声でハッとする
山田のシューティング・キャノンが目の前にあったのだ
知念は目を見開く
その奥が光り始め、知念は避けようともしなかった
それが放たれると思った直前
ym「…ぅ」
山田の声が聞こえたのだ
山田は腕を下ろし、頭を抱える
ym「ぁ…ぅ…」
cn「涼介!!」
その様子は何やら苦しんでいるようであった
cn「涼介、わかる⁉︎
僕だよ、知念だよ!!」
ym「ち…ねん」
yb「知念、そのまま呼びかけろ!!
もしかしたらアプスでも操りきれない…山田の意思が残ってる!!」
kn『こっちに集中したらどうや⁉︎』
カリーナと戦っていた薮が言う
cn「涼介、帰ろ?
くるすけが苦しんでる。
涼介に何かがあったんじゃないかって心配してるよ?」
山田は肩で息をする
落ち着いたと思うとまっすぐ顔を上げた
そして構わず、知念に襲いかかった
44人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年9月4日 21時