夢の戦士 トワイム 2nd

10-4 ページ40

in「大丈夫ですか？


　
俺の声、わかりますか？」



伊野尾はナイトメア内で事故を起こした男に話しかけていた



cn「ほら起きて、おじさんたち」



yb「待って…気持ち悪い…」



hk「1番歳上がそれで大丈夫か？」



tk「…それ、俺にも効く」



酔っていた3人は伊野尾がかけた急ブレーキで起き、知念がさらに起こしている状態だ



cn「起きなかったらいのちゃんに支払う金額倍増」



yb「起きた」



hk「金絡むと起きるのかよ」



yt「いのちゃん、そっちはどう？」



in「軽症だよ。



額切ってるだけだから応急処置しといた。



…にしても、運転中にナイトメアに巻き込まれたら事故多発だね」



伊野尾は処置を終えて立ち上がる



in「ちなみにおじさんたちは俺に支払う金額は倍は決定してるから」



tk「嘘だろ⁉︎」



yt「…やま？」



山田はキョロキョロしている



ym「なんだろう…すごい…会ったことがある感覚」



re『おい、そこの【人間】』



その時、レプスの声がした



全員がそちらを見る



レプスの後ろにはアクムーナが立っていた



re『…運がええな。



ナイトメア内で動ける【人間】に出会えるなんて。



…お前ら全員、トワイムやろ』



その言葉に構える



re『…ん？』



レプスが誰かに反応を示した



re『おい、奥におる』



ym「…お前」



それは山田であった



re『やっぱり‼︎



カリーナの【魔法】で基地に来た【人間】やろ⁉︎



トワイムやったんか…』



yb「知り合いか？」



ym「…この前、基地に飛ばされたときに捕まったアルトム」



re『ホンマ…ライラからよく逃げられたな』



山田はそこで違和感を感じる



ライラは自分から山田を逃してくれたのだ



yt「…正体がバレてもやることは変わらない。



初めて7人揃っての変身だね」



中島がベルトを腰に巻く



hk「…そうだな」



in「いっちょやってみるか」



「変身‼︎」

10-5→←10-3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す