夢の戦士 トワイム 2nd

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オーリガは鞭を八乙女めがけて振る


　
鞭がついたところは大きな物音と共に煙が上がる



hk「それ、なんだよ‼︎」



or『何って…ただの鞭やで。



俺は馭者(ぎょしゃ)のアルトム、フェン・オーリガやからな』



八乙女は物陰に隠れて狙撃できる機会を窺う



hk「…大口叩いたのはいいけど、鞭があんなやつだったとはな」



tn『ぴかる、話があるんたんけど…』



ぴーたんは八乙女に話をする



八乙女はぴーたんを見つめる



hk「…話の返事は後でするね。



あとね、いい作戦思いついたんだけど…」



or『そこか？』



オーリガは八乙女が隠れていた近くの壁を叩く



hk「参った‼︎」



八乙女は両手をお挙げて出てくる



hk「大口叩いてすまなかった‼︎



ぴーたん差し出すから見逃してくれないか？」



八乙女は水色のものを差し出す



or『…ええやろ、それを投げろ』



hk「ほらよ」



八乙女は水色のものを投げる



空中にそれが舞ったとき、オーリガはそれの正体がわかった



or『Tシャツ…⁉︎』



水色のものの正体は八乙女が着ていたTシャツであった



オーリガがそれを見抜いた時はもう遅い



hk「行くぞぴーたん‼︎」



tn『たんたた〜ん‼︎』



上からぴーたんが雷を、地上からは八乙女が発砲したのだ



雷はオーリガに直撃



弾は足に着弾した



or『クソが…』



オーリガの全身から黒い霧が溢れ出ている



tn『ぴかる‼︎』



hk「ぴーたん、ぴーたんの話乗るぜ‼︎



俺の夢は…」



八乙女は空高く1番の指の形を作って掲げた



hk「立派な警察官になることだ‼︎



どこの誰にも負けない…立派な警察官に‼︎」



その時、八乙女の元に光が注がれスター・ベルトとスター・コインが落ちてきた



tn『ぴかる、変身たん‼︎



てんびん座のトワイム、スター・リブラ‼︎』



hk「変…身‼︎」

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