夢の戦士トワイム (ページ6)

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山田はライラを睨みつける

山田が無職になった理由

それは夢を諦めたからである

山田の夢はサッカー選手であった

社会人として過ごしていく中、日々練習に明け暮れていた

しかし、膝を怪我してしまいサッカー選手には二度となれなくなってしまったのだ

その事で自暴自棄になった山田は仕事を辞め、家に引きこもっていた

ym「確かにサッカー選手にはなれねぇよ。

けどな…人間、夢見てないと生きてけねぇんだ!!」

山田は叫ぶ

ra『へぇ…』

ym「二度とサッカー選手になれなくてもいい。

けれども俺は…夢を見ていたいんだよ!!」

山田が叫ぶと空が一瞬、キラリと光った

その光が一直線に山田の手元にくる

ra『なんだ…？』

ライラはその眩しさに耐えきれず、目を隠す

山田も目を細めている

光が収まるとその手にはベルトとコインがあったのだ

さらに今度はくるすけの胸元が光り、ベルトの中心にある球体のものと繋がる

光が完全に繋がった時、赤い光が放たれた

sb『この光って…トワイムの光ばぁ？』

ym「トワイム…？」

kr『トワイムは夢の戦士のことくる!!

りょーすけの夢の強さにその力が引かれたくる!!』

ym「俺の…夢の強さ…」

山田はベルトをしっかりと見つめる

ym「くるすけ」

kr『くる？』

ym「何かよくわかんねぇけど…助けてやるよ!!

お前ら、ピンチなんだろ？」

kr『りょーすけ…。

その力はおひつじ座のトワイム、スター・アリーズくる!!』

ym「よっしゃ!!」

山田はベルトを思いっきり腰に回した

ym「…変身!!」