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マイキーsaid
「あっ!マイキー君!」
遠くから三人、こっちにきた。
「場地、一虎、千冬!やっほー」
俺は一虎を許したし、
やっぱり一虎はオレのモンだから、東卍に入れた。
Aと場地が頑張ったらしく、年少行きになんなかったみたい。
なにより、Aと場地が生きてて良かった。
「元気そうで何よりだわ」
「Aのが早く退院してて悔しいけどな…」
「そこ争うとこか…?」
「あっ、マイキー君、コレ武蔵神社に落ちてたんスけど、誰のか知りません?」
千冬が見せてきたのは、どこか見覚えのある安っぽいデザインのキーホルダーだった。
「…Aかな?いつも付けてるイヤリングに似てる気する。」
「そっスよね。…Aさん、なんでピアス開けないんだろ、、」
「でもアイツ全然集会来ないぞ。武蔵神社に落ちてたんだろ?」
「実は居たとか?」
「こわっ」
「アイツ、黒髪長髪でピアス空いてないとか俺に似せてるだろ」
「んなけねぇだろ
……尊敬してる大切な人がくれたらしいぞ」
「え!?ケンチン!誰それ!?」
「知らねーよ。俺も気になって前聞いたらそうやって言ってたんだわ」
「Aさんって結構謎に包まれてますよね…」
「喧嘩のとき手袋すんのは謎だよなァ…」
「楽器使うからじゃねーの?」
「喧嘩で絶対手使おうとしないもんナ」
「あの、なんつーのかな…ギュインッ!って感じの蹴りカッコ良くて好きッス!」
「語彙力の低下えぐ…」
「うるせぇ黙れ一虎。」
「千冬態度悪っw」
『みんな何話してんの?』
「「「「「うわっ!!」」」」」
『何、酷くない?』
「ちょっ、A!大切な人って誰だ!?」
俺らは、思ったよりAの事知らねぇみたい。
でも、俺ら皆、Aの事が大好きなんだぞ!
『ちょ、苦しい!!離れろっ!!』
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作者名:奏夜 | 作成日時:2022年3月4日 0時