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Asaid
大寿君のパンチはマジで交通事故レベル。
まずは柚葉の安全確保だな。
『柚葉、よく頑張った!』
お姫さまだっこと言うらしい抱え方で持ち上げて、協会の端っこに座らせた。
『痛いよな…。すぐ終わらせるから』
「A!!早くしてくれ!」
今までだって、大寿君に対抗した事はあった。
でも、自分で気づいて欲しかったから攻撃はしなかった。
『もう、我慢ならない。
どれだけ2人を傷つければ気が済むんだよ。
1人で頑張ってきたのは凄いと思う。
ただ、暴力は関係ない。』
手は使わない。
蹴り中心のどっかの国の民族舞踊が元らしい動きで鳩尾を狙う。
気絶させられたら…と思ったがうまくはいかない。
「A!!手ぇ抜くなって!」
…大寿君は友達だから、喧嘩したくないんだ。
こんなに怒っているのに、そう思ってしまう。
『痛ってぇ…』
一発殴られただけで5m近く吹っ飛ぶ。
こないだの刺し傷もまだ痛い。
安静にしろって言われたばっかなんだけどなぁ…
バブー
『…マイキーだ!』
三ツ谷は色々と心配してたけど大丈夫
マイキーは許してくれる
だってあの人クレイジーだから。
「メリークリスマス…お前らこんな日に何してんだよ」
そこからは一瞬だった
マイキーが勝った。
一発食らった時はどうなるかと思ったけど…
まぁ、一等賞はタケミっちだな!
『マイキー、エマから連絡きた?』
「オウ。タケミっちのだろ?」
『そ。じゃあタケミっち頼んだ!…用あるから先帰るな』
『あ、これ。』
「ん?何?」
『証拠写真だよ。とってもらったんだ
稀咲鉄太と半間修二は黒。現に今日もタケミっちと千冬のことを裏切ってる。』
「うん。流石に見逃せねぇよな」
『今後の東卍のためだ。…じゃあまた。』
「うん。バイバイ」
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作者名:奏夜 | 作成日時:2022年3月4日 0時