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武道said
黒龍の件について集まりがあった。
珍しくAさんが来ていた。
「皆も知ってる通り4日前タケミっちが黒龍のアタマにボコられた。
タケミっちが壱番隊隊長って事を知ってての暴挙だ。つまりこれは、
黒龍からの宣戦布告」
千冬と練ったプランは失敗。
でも、三ツ谷くんが交渉しに行く事で話はまとまった。
話し合いの中、Aさんはずっと静かに難しい顔をしていた。
話し合いが終わった後、
『三ツ谷、交渉だけだぞ。暴力で気づかせてもなにも変わらない。』
「…分かってる。」
コソッと話していた。
Aさんは柴家とも関わりがあるのか？
交渉が成立した後は、
『よっ、三ツ谷。どうだった？』
「いちおー、成立はした。」
『！良かったじゃん』
「てか、お前なんでここにいるんだよ」
『…ちょっと私用でね。じゃーね』
Aさんは、謎が多い。
未来ではどうなってるんだろう…
幹部会には居なかったんだよな…
Asaid
三ツ谷が和平協定を結んだ。
黒龍の件は今の所自分が出る幕はない。
今のうちに稀咲を追い詰めたい。
頭がキレるから証拠が残りにくいけど、
アイツは黒だ。
マイキーのそばに置いておきたくない。
皆を守る為に、頑張らなきゃな。
『久しぶりだね。イヌピー』
「…何の用だよ」
『ココノイくん？に会わせて欲しいんだ。」
イヌピーじゃ、うまくやれないだろうしな。
「そんなの…！「いいよ。イヌピー。」
「…！！ココ、、。」
「で、何の用だ？東京卍會副総長AAサン？」
『お？よく知ってるね』
自分が副総長なのは幹部ぐらいしか知らないのに。
流石天才だな。
「まぁな、で？」
『裏切り者(ラット)。カラオケ○○○号室。』
「は？」
『東卍に情報流してる奴…内通者がいるって事。』
「なんの為に俺に？」
『命掛けてでも、守りたい人が居るんだ。…協力してよ。ココノイ君。』
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作者名：奏夜 | 作成日時：2022年3月4日 0時
