不幸にならないで【東リべ】 (ページ12)

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Asaid

「……、、」

ん、、？ーーーーーー？

自分、生きてる、？

『お、はよう』

「A！！良かった…」

…マイキーか、

『…！！圭介は！？』

「大分前に起きた。お前、起きるの遅せぇんだよ…」

マイキーは、目が赤くてクマも凄い。

「心配かけたな。悪い」

申し訳なく思いながら、マイキーのふわふわの髪の毛を撫でた。

目を細めるマイキーは猫みたいだ。

『…母さん、来た？』

「…まぁ、」

『…ヒステリックだったろ？迷惑かけた。ごめん。』

「いや、…うん。、」

『父さんと姉さんが死んでから、いつもそうなんだ。』

「はっ、？え、お前…((ガラガラガラ…

病室の扉が開くと圭介と警察の人が入ってきた。

『圭介！？お前、もう動いていいの、？』

「まぁ、…オウ。」

「すまないが、退席してもらってもいいかな？」

警察の人がマイキーに向かってそう言った。

「いや、さっきの話…、」

『マイキー、ちょっとだけ。』

「…おう、。」

マイキーが出てくと事情聴取が始まった。

2人が揃ってる時に話が聞きたかったから、待っていてくれたらしい。

自分、起きたばっかなんだけどな…

圭介に(合わせろよ？)と、圧をかけてから、

羽宮くんを想っての行動だったけど、羽宮くんが刺したわけじゃないという事

自分は圭介を止めようとして勝手に怪我したという事

彼は自分がやったと思ってるかもしれないという事

を話した。

まあまあ嘘。でも、正しい判断だろ？

ある程度話したら、圭介も合わせて話した。

警察の人達は完全に、疑ってたけど、

「ご協力ありがとうございます。…本当に、生きててよかったね。」

といって部屋から出て行った。

十月三十一日

血のハロウィンは、

重傷者2名

死者0名

逮捕者0名

東京卍會の勝利で幕を閉じた。