不幸にならないで【東リべ】 (ページ11)

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Asaid

…刺され、た、？

でも、圭介は普通に動き回っていた。

(…良かった、、)

そう思って少ししたら、圭介は倒れた。
血を流して。

刺されたのに動いてたのか？

急いで救急車を呼んでから走った。

「そうか！場地を芭流芭羅に引き抜いたのはこうやって寝首をかくためか！ねぇ、総長？」

黙れ。マイキーを唆すな。

「殺したかった…」

『マイキー！！そいつに耳を貸すな！！』

「喧嘩はもう終わりだ」

ヤバイ。マイキーが…

どうしよう…守れてないよーーーーーー。

「大事なモン壊すしか能がねぇなら俺がここで壊してやる」

…もう、誰にも止められない。

「マイキー！！

俺の為に怒ってくれて、ありがとな。
気にすんなよ一虎。俺はお前にはやられねぇ。」

ねぇ、お願い。これ以上"私"の居場所を取らないで。

…圭介はナイフを振り上げた。

ブンッ！

グサッ!!

『ッあ"！！』

どくん

「「「A！！！？？？」」」

『…ふはっ、、痛いよ…圭介。』

圭介の腹の辺りに入り込んだから背中に思いっきりナイフが刺さった。

ドクドクと赤い血が流れる。

「は、！？お前…なんで、、」

『圭介は自分で死のうとした。それを自分が邪魔した。マイキーが羽宮くんを殺す理由はない。

圭介、言いたい事…あるんじゃないの？』

「…！！

パーちん

三ツ谷

ドラケン

マイキー

一虎

…東卍創立メンバーは俺の宝だ。俺一人でなんとかしたかったんだ、、。」

『圭介…勝負だ。…どっちが長く耐えてられるかな』

「！！ははっ…上等、、」

遠くのほうで救急車のサイレンが聞こえた。

ぼた、ぼたと赤黒い液体が流れ落ちる。

痛ったいなぁ…、

(…もう、無理そうだ)

目を閉じた圭介の頭を優しく撫でた後、自分もゆっくりと目を閉じた。