番外編２(同世代) ページ8
魏国
「呉鳳明様、準備が整いました」
呉「ああ。すぐ行く」
今日は魏国へ亡命した趙国三大天のひとり廉頗将軍に父上がお会いするとのことで俺も場に呼ばれることになった
廉「おぉ。わざわざこのような場を開いてくれて有難い、呉慶」
呉慶「此度の亡命、心中お察し致します。共にこれから戦えること大変心強いです」
廉「はっはっは、堅苦しいのはこの辺にして飲もうぞぉー！久しぶりの旨い酒になりそうじゃあ！」
輪「はははっ、殿今日は楽しそうだね」
『そういう輪虎様も楽しそうです！…やっと落ち着きましたもんね色々と』
介「輪虎にA！まだ料理と酒に手をつけておらんのか！？今宵は無礼講だA！飲め飲めぇ〜」
『うぷっ、！これお酒じゃ！？』
輪「介子坊のほうがとんだ無礼講だね、まぁ今日くらいはAも飲んだ飲んだ」
姜「程々にな。はじめての酒だろう」
どんちゃんどんちゃん/
呉「…少し出る。」
「はっ、従者を」
呉「いらん。すぐそこで風に当たるだけだ」
「は、お気をつけて」
ーーーーーー
呉鳳明side
どんな話が聞けるかと思ったら本当に只の宴にすぎん
つまらぬ。廉頗の四天王も大体は分かった
あとは今後どのようにして奴らを使うかだな…
トトトッ
宴の部屋から誰かが出てくる
呉「…止まれ。ひとりで出るのはいくら屋敷内とはいえ危険だ…」
すれ違おうとしたところを掴まえる
呉「…お前、廉頗将軍のところに居たか？」
女だ
見たこともない、女中というわけでも無さそうだ
『は、はい！廉頗様に仕えている者です。先程合流し、その時にあなた様の姿は見受けられませんでしたので、初見かと』
呉「そうか。何処へ行く」
『え！？、あ、えーっと、か、厠に…』
呉「っ、引き留めて悪かったな。」
『いえ、ちょっと飲み過ぎたのもあるので風に当たりにきたのもあります』
女は隣に立つ
よく見ると中々の顔立ち
『…髪綺麗ですね、月の光にあたってこう、キラキラしてて宝石みたい！』
呉「なっ、」
幼少期より伸ばしてきた髪
正直鬱陶しい上に女みたいだと舐められることもある
綺麗だと言われたのははじめてだ
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ぱち(プロフ) - とてもうれしいです！これからも主人公見守ってください笑 (2019年7月8日 15時) (
レス) id: 88a6bd7dfa (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - こんにちは！すごく面白い作品ですね！更新頑張ってください！ (2019年7月8日 10時) (レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱち(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。 (2019年6月28日 9時) (レス) id: 88a6bd7dfa (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月28日 5時) (レス) id: 044fea6f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱち | 作成日時：2019年6月27日 1時
