6話 ページ6
今日は夜も大分更けてきた為、解散することになった
廊下を渡ってると空には大きな満月
姜「ふむ。今宵の月は大層大きくて綺麗だ」
輪「え？あーほんとだ。…月の光浴びたら戻るとかないかな？」
『え？そんなことあるわけ…』
輪「ものは試しってねー！さー降りた降りた」
Aを庭に降ろし月の下へ
『……戻ってない』
輪「まーそう簡単にはいかないかーははっ」
姜「そうみたいだな」
介「戻ってこい！A、後ろに池があるから気を付けろ」
『はぁ、へいへーい』
只でさえ動きづらい格好してるのに、また登らねば…
月明かりはあるが足元まではっきり見えなかった
踏み出そうとしたとき
ビンッ
『うわっ！？』
バシャッッ
輪姜介「「「は？？！」」」
Aがすぐ側の池へ落ちるのが見えたが、誰も間に合わなかった
姜「大丈夫か？ほら、手をー」
『はいっ！？あ、ありがとうございます。』
裾を踏みつけて気づいたときには体ごと池の中へ。今日は色々なことがありすぎて頭冷やすのに丁度よかった。。
なんて思ってしばらく動けないでいたら
姜燕様が手を出してくれる
あ、捕まれってことか
姜燕様に手を引かれ池からあがる
あ、さっきより顔が近く感じる…
違和感
姜「ん？Aよ、声が」
『濡れて服が張り付いてるせいかな？ちょっとキツイ…』
介「あっ！A、元にもどっているではないか！」
輪「へ〜、なるほど。水に浸かれば元に戻るのか！というより戻るの早くない？」
『ー！？も、もどったぁー！しゃあっ』
姜「お湯を被ると女に。水を被ると男に戻るのか。逸話の世界だな」
輪「まーまー、解決したし殿達にも報告しないとねー」
俺の摩訶不思議体質は水を被ることで元に戻ることが分かった
だけど何故そういう体になったかは分からず。。
まぁー戻ったからいいんだけど
よし、早速介子坊様に鍛錬の申し出をしに行こう！
それ以来、お湯に浸かるときは皆より後に
出る際に水を被って出ることにしている
面倒くさいから基本水風呂だけど
Aは廉頗に拾われて５年が経とうとしていた
魏国に亡命して３年になろうとしていた
輪「ははっ、馬子にも衣装ってやつかな？」
廉「似合っておるぞいAよぉ」
『有り難きお言葉。』
Aは三千人将まで登り詰めた
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ぱち(プロフ) - とてもうれしいです！これからも主人公見守ってください笑 (2019年7月8日 15時) (
レス) id: 88a6bd7dfa (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - こんにちは！すごく面白い作品ですね！更新頑張ってください！ (2019年7月8日 10時) (レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱち(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。 (2019年6月28日 9時) (レス) id: 88a6bd7dfa (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月28日 5時) (レス) id: 044fea6f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱち | 作成日時：2019年6月27日 1時
