4話 ページ4
城に戻るとすぐに殿の元へ
輪「殿、失礼します」
廉「おお、なんじゃあ輪虎。温泉はどうであった？」
輪「それはもう体の芯から温まることができましたよ！」
玄「ん？輪虎よ、後ろにいるおなごは誰じゃ？」
廉「はっはっは！輪虎の女か！？抜け目のない奴よのー！」
輪「いやー、僕なんてまだまだですよー」
はははーっ
廉「ん？輪虎お主、Aと温泉に行ったのではないのか？」
そうそう本題はそれだった
僕が口を開こうとしたとき
『廉頗様ー！！ぅぁわぁぁあ！』
ドンッと殿の懐へ飛び込む女…ではなくA
うん、本当に怖いもの知らずというか世間知らずというか、
ほら回りの人ら剣構えてるし
廉「なんと！！お主、Aか！？」
輪「さっすが殿、ご名答ー♪」
玄「野生の感というやつじゃの。して何故Aはおなごの格好をしているのじゃ？」
廉「いや、この触り心地はおなごそのものじゃあ」
『と、殿、俺が分かるんですね…しかも女ということも。ぅぅ』
廉「儂を誰じゃと思っているのじゃ！中華全土の女を抱いてきたわい！」
一生付いていきます！とか言ってる場合じゃないよ
殿達にこれまでの経緯を話す
輪「温泉に入った後、女になったとしか思えません」
玄「なに、そうなのか。ふむ…」
『おれ、男に戻れないんでしょうか…』
気が動転して気づかなかったけど手も前より小さく感じる…
これで剣を握るのは難しそう、、
いや、また一から鍛練すればいい！
ぐっ…と一回り小さくなった手を握りしめる
廉「輪虎が変わっておらんからのぉ、温泉という訳ではなかろう」
とりあえず四天王には伝えようと伝令係を呼ぼうとした時
介「殿、温泉から帰ってきた輪虎とAがこちらに向かったと聞きまして伺いました」
姜「私も同じく。何かありましたか？」
介子坊と姜燕が入ってくる
廉「おー！丁度うぬらを呼ぼうとしておったところじゃ。」
姜「Aの姿が見当たりませんね。それに殿、珍しく女中を側に置くとは…」
廉「ぬぁっはっはっは！見事におなごにしか見えないらしいのぉ、Aよ」
介姜「「ー！？？」」
姜「ーなるほど。」
介「これは摩訶不思議ですね」
結局、何故性別が変わったのか分からずその日は１日様子を見ることに。
玄峰様は中華に古くから伝わる伝説、もとい逸話を漁ってくると書庫へ
殿は王宮へ
残る僕らとA。今後を考えなければ
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ぱち(プロフ) - とてもうれしいです！これからも主人公見守ってください笑 (2019年7月8日 15時) (
レス) id: 88a6bd7dfa (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - こんにちは！すごく面白い作品ですね！更新頑張ってください！ (2019年7月8日 10時) (レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱち(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。 (2019年6月28日 9時) (レス) id: 88a6bd7dfa (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月28日 5時) (レス) id: 044fea6f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱち | 作成日時：2019年6月27日 1時
