【ダイヤのA】俺が守るから

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金丸side





金丸｢おい、とうじょ…あれ?｣





東条の部屋に来たが、誰もいない。
なのに電気は付けっぱなし。

…監督に怒られんぞ。



…そう言えば最近、東条が忙しそうだ。

まぁ、Aの事とかで大変なんだろうな。





東条｢あ、信二！｣

金丸｢お、帰ってきたのか｣





丁度帰ってきた東条とA……





金丸｢…お前誰だ｣





低い声でそう言うと、女はビビってAの後ろに隠れた。





『えと、初めましてだよね?
此方秀島那奈ちゃん』





こ、コイツが…?

Aを苦しめた奴…となんで仲良くしてんだよ。





『…那奈ちゃんは悪くないから、責めないで』





まさかAからそんな言葉が出るとは思っていなかった。

…脅されてんのか?一瞬だけ、思った。



でも、東条も安心してるような顔してるし、
なんたって凛々しいAを見てたら、
俺も安心してきた。





金丸｢…っと、俺は金丸信二な。
秀島、だよな。宜しく｣





秀島は俺にビビりながら、小さく頷いた。
…というか髪長っ。





東条｢信二にも全部話すよ。あと、明日の為に作戦とか考えてみる?｣

『そうだね！…じゃあ、四人でお泊り会…?』

東条｢あはは、そうだね！楽しそう！｣





金丸｢…リア充め｣

秀島｢…楽しそう｣





秀島は、東条とAを見ながら楽しそうに笑う。

…笑ったら意外と可愛いじゃねーか。





金丸｢…って、は?待てよ、俺もそのお泊り会とかに入ってんのかよ!?｣





｢｢｢勿論!!!｣｣｣





……此れは面倒くさそうな事になってきたな。
まぁでも、付き合ってやるか、コイツらに。

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