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Aside
気晴らしに、私達が出逢ったあの公園に、
散歩に来た。
東条｢ははっ、何か懐かしいね｣
『確かに、懐かしい…』
この公園がなかったら、私達は出逢って
なかったのかな。
…いや、きっと、出逢って、今みたいに……。
『…あれ？』
東条｢ん、どうしたの？｣
『あれって……秀島さん…？』
ブランコに乗って、独り寂しそうに揺れているのは、きっと秀島さん。
何かあったのかな。
『秀島さん…？』
秀島｢っ!!な、何よ…Aさん…｣
何時もとは違く、キツい目で此方を見てくる。
しかも、髪はツインテールではなく、
降ろしている。
東条｢どうして、此処に？｣
秀島｢二人には、関係ないから…｣
『でも……』
やっぱり、可笑しい。
何時もなら、｢私の気分よ｣とか言いそうなのに。目が、とても寂しそう。
東条｢…何かあったなら、俺達に言ってよ？｣
秀島｢…だから、何にもないってば……｣
｢｢那奈！！｣｣
キキーッという音を発てながら、
車が勢いよく停まる。
秀島さんの、お父さんとお母さん…？
母｢っ！貴方、まだ始末されてなかったの!?｣
『ひぃ…っ！』
東条｢A！逃げるよ！｣
東条くんは、私の手をぎゅっと握ってくれて、
直ぐ様走り出した。
秀島さんは、お父さんに腕を掴まれ、
無理矢理車に乗せられようとしている。
秀島｢…やだ、止めて!!!｣
『！』
秀島｢帰りたく、ないっ！｣
秀島さんは、泣きながら逃げようとしている。
…何故かは分からないけど、秀島さんはきっと、家に居たくないのだろう。
そんな秀島さんを見ていたら、何故か、
心が苦しくなっていて、秀島さんの方へと
向かっていっていた。
『逃げるよ！秀島さんっ！』
秀島｢…っ、Aさ、ん…!?｣
いつの間にか、私は秀島さんの腕を掴んで、
走っていた。
それには東条くんも驚いていて、
自分でも驚いていた。勿論、秀島さんも。
東条｢…取り敢えず、逃げるよ！｣
『了解…っ！』
行く場所なんて、決まってないけれど、
私達は走り出す。
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ベルトルト///マルコ(プロフ) - ぴょんぴょんさん» 本当ですか!!!?Σ(・д・´)ﾉﾉ更新頑張りますね！！ありがとうございます！ (2015年11月3日 20時) (
レス) id: 0ce8b2b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん(プロフ) - すごく面白いです！楽しみにしてます！更新頑張ってください！！ (2015年11月2日 16時) (レス) id: 3189a2d7ba (このIDを非表示/違反報告)
ベルトルト///マルコ(プロフ) - 小湊兄弟Loveさん» ありがとうございます！(*≧∀≦*)更新遅めですが、早く更新出来るように頑張りますね!!! (2015年10月4日 16時) (レス) id: 0ce8b2b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
小湊兄弟Love - いつも楽しみにしてます!!更新頑張って下さい！！ (2015年10月4日 0時) (レス) id: 14fcfef0a1 (このIDを非表示/違反報告)
ベルトルト///マルコ(プロフ) - 花江っち春っち(*´∀`*)さん» ありがとううううううう!!!!!更新遅くてごめーーーーーーんっ!!!m(__)m (2015年9月26日 11時) (レス) id: 0ce8b2b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルトルト///マルコ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/coke1128/
作成日時：2015年4月3日 17時
