20 ページ21
東条side
東条｢何………コレ｣
Aさんの目を、急いで両手で隠す。
Aさんの机には、落書きがされてあったり、花が添えられていたりした。
一体、誰がこんな酷い事を……？
『と、東条くん……？』
東条｢ちょ、ちょっと……ゴメン｣
Aさんはまだこの光景を見ていない。いや、見させない。
『……落書きと花、でしょ？』
東条｢！｣
『大丈夫、慣れてるから』
慣れてる、と言う事は、何度かやられているんだろう。
周りは、ザワザワして、Aさんの机から離れている。
誰も、助けようとしない。
俺は、急いでAさんの机の上にある物を退かし、落書きを消した。
________俺はどうなってもいい。
Aさんを助ける事を優先しよう。
『だ、駄目だよ東条くん……！』
東条｢駄目なのはAさんの方だよ！
何時までもこんな事をされてていいの！？｣
嫌だけど、と言う顔で困るAさん。
その気持ちは分かるけど……っ！
どうやら、此れをやった人は、クラスの女子らしい。腹を抱えて笑っていたり、Aさんを睨んでいるから。
『きゃっ！』
女子｢ちょっと来なよ、あんた｣
東条｢っAさん！！？｣
女子が十人位、Aさんを連れて何処かへ行ってしまった。
俺は、助けようとしたが、誰かが俺の腕を掴んでいるため、動けなかった。
後ろに振り向くと、そこには、同じクラスの女子、秀島那奈がいた。
東条｢ゴメン、離してくれる？｣
秀島｢……ちょっと、東条くんに
話したい事があるのぉ｣
上目遣いで、俺の顔を見てくる秀島さん。
俺に、話？
秀島｢ちょっと、来てくれるかなぁ？｣
東条｢……別に、いいけど｣
断るとややこしくなりそうだから、しょうがなく、着いて行く事にした。
って言うか、この人……秀島さん、何時も独りだよな。
そんなの、俺には関係ないか。
______取り敢えず、待ってて、Aさん。
〜･〜･〜
設定の所に、新キャラクターの秀島那奈の設定を載せましたので、見てくださいっσ(≧ω≦*)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベルトルト///マルコ(プロフ) - ぴょんぴょんさん» 本当ですか!!!?Σ(・д・´)ﾉﾉ更新頑張りますね！！ありがとうございます！ (2015年11月3日 20時) (
レス) id: 0ce8b2b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん(プロフ) - すごく面白いです！楽しみにしてます！更新頑張ってください！！ (2015年11月2日 16時) (レス) id: 3189a2d7ba (このIDを非表示/違反報告)
ベルトルト///マルコ(プロフ) - 小湊兄弟Loveさん» ありがとうございます！(*≧∀≦*)更新遅めですが、早く更新出来るように頑張りますね!!! (2015年10月4日 16時) (レス) id: 0ce8b2b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
小湊兄弟Love - いつも楽しみにしてます!!更新頑張って下さい！！ (2015年10月4日 0時) (レス) id: 14fcfef0a1 (このIDを非表示/違反報告)
ベルトルト///マルコ(プロフ) - 花江っち春っち(*´∀`*)さん» ありがとううううううう!!!!!更新遅くてごめーーーーーーんっ!!!m(__)m (2015年9月26日 11時) (レス) id: 0ce8b2b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ベルトルト///マルコ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/coke1128/
作成日時：2015年4月3日 17時
