【ダイヤのA】俺が守るから

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東条side





東条｢あ、一時間目終わっちゃった……｣





一時間目終了のチャイムが鳴り響く。
三人ともサボりとは……先生に怪しまれるかな。





『ふっ、二人ともゴメンね！私のせいで……』

金丸｢気にすんな。俺達は大丈夫だからよ｣

東条｢信二頭良いし。今度三人で勉強会とかしない？｣

金丸｢ん、それいいな｣





何て話している間に、五分も経ってしまった。そろそろ教室に戻らなくちゃ……。





金丸｢じゃ、二人ともまた後でな｣

東条｢そうだね｣

『うん！』





俺はAさんと同じクラスだから、信二に手を振り別れた。





東条｢教室に戻って、睨まれたり何かされても気にしないで大丈夫。俺が守るから｣

『東条くん……ありがとう』





若干頬を赤らめるAさん。もじもじしながら歩いている………小動物みたいで可愛い。





東条｢よし……行くよ！｣





まぁ、まだ休み時間だし、誰も何も言って来ないだろう。





……でも、何故だ？





休み時間にしては、静かだな。





そんな事を思いながら、
俺は、教室のドアに手を掛けた。





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東条｢何………コレ｣

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