探偵チームＫＺ事件ノート×文豪ストレイドッグス。ハート虫は知っている。

20話 ページ20

A「まずは、寮生活と留学ってところから、嫌ね。」

小「え、そうなの？」

A「信用もできない知らない人と同じの場所や同じものを使うっていうのが、気にくわないわね。それに、個人情報も漏れやすい。海外に行くも意味が分からないわ。英語は、問題ないし。交友関係も広げるつもりもないもの。」

立「たしかに、信用出来ない人と一緒に暮らすのは、嫌だな。」

最近の子って不潔だもん。

翼「でも、将来就職するときのアピールになるでしょ、留学って。」

小「確かに。」

そうなんだ。それは、知らなかった。

翼「あ、モデルに戻るとか？」

A「そんなつもりは、微塵もないわね。」

小「ってことは、就職活動とかするんでしょ？」

A「就職活動は、しないつもりよ。義父の仕事場の上司から勧誘を受けているもの。」

「「「えー？！」」」

翼「まって、Aの義父って参事官補佐っていってたよね？！」

小「ってことは、参事官から？！」

立「すごいっ！」

A「そうゆうこと。それに、理事長が言っていたけれど、エリートとは『リーダーシップを発揮できること。また、自分の決断に責任をもてること。』
そして、強いリーダーシップを持つためには、まず自分自身を動かさなくてはいけない。自分の個性を把握し、感情を制御することを覚え、自分のしたいことを見つけ、それを元にして自分の人生を作り上げる。
そうして、自分を動かすようになれば、その力が外に向かったてきにリーダーシップとなるってね。理事長が言っていたこと、全てもっている自信が私にはあるし。私に、そこまで強いリーダーシップは必要ないわ。いわゆる、適材適所ね。私がならなくてもなる人が私の周りにいる。
だから、私は自分にしかできないことを最大限にのばし、その人たちを全力サポートし、その人たちの『影』となる。だから、私にクラブZは、必要ない。そろそろ、時間よ。」

A「授業が終わってからまた、会いましょう。その時間は、このカフェテリアはもう、閉店しちゃうからロビーの奥の談話室に集合って若武君が。それじゃあ、解散ね。」

若武がいなければ上杉くんが、上杉くんがいなければAちゃんが、Aちゃんもいなければ小塚くんが、ちゃんとリードをとる。相談したわけでもないのにみんな分かってるんだ。
私たち、本当にいいチームになってきてるよね。クラブZになんか、負けない！！
KZを継続させるために頑張るもん。

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