1話 ページ1
立花side.
私は、大急ぎだった。なぜなら、秀明のテキストを学校の机の中に置き忘れてしまったから。最終下校をすぎた学校は、薄暗くて気味が悪くて。早足で教室まで急いだ。誰もいないと思ったのに微かな喋り声が聞こえて私は、びっくり。
そこには、Aちゃんと美門翼がいたんだもの。しかも、笑顔で談笑しながら。
美門翼は、１ヶ月前に来た転校生でヒーロー伝説が既に生まれている。
1つ目は、息が止まってしまいそうなほどの翼の美貌。
2つ目は、バレーがものすごい上手いこと。次の週にあったバレーボール大会でうちのクラスを優勝に導いてくれた。
3つ目は、信じられないほどのボランティア精神。毎日日誌をつけたり、クラスの子と先生と挟まれるからとっても面倒。それを翼は、軽くひきうけたんだ。
そして4つ目は、驚きの成績。なんと翼は、初の実力テストで学年ベスト3にくい込んだ。1位は、安定のAちゃんだった。これが、翼を彩る4つの伝説だった。
男子は、尊敬の目を。女子は、もちろんハートを送っていた。勿論、先生達の期待も。
Aちゃんも勿論男子にモテているけど、女子からは、少し嫌われている。性格が大人っぽくて、武田菜穂は、気に食わないそうだ。私は、憧れるけどな。
A「あれ、立花さん、どうかしたの？」
わっ、びっくりした。いきなり、声をかけないでよ。
立「秀明のテキストを忘れちゃって。」
そう言いながら、自分の机に近寄り、テキストをカバンにつめる。
立「2人は、知り合いなの？？」
翼「ああ、そうだよ。 俺、昔モデルやってたんだ。」
へぇ！凄い、翼の美貌なら当たり前かな。
翼「その時、Aと会ったんだよ。Aもその時、モデルしててさ。」
立「え、Aちゃんモデルしてたの？！」
A「ヘルプをお願いされただけよ。本格的なことは、やってないわ。まあ、美門君は、専属でやっていたみたいだけど。」
へぇ。
翼「その、美門君ってやめろよ、前みたいにタクでいいからさ。」
へぇ、Aちゃん、翼のことタクって呼んでたんだ。
立「美門君ってすごいね。色んな才能を持ってて。」
翼「俺、才能なんてないよ。色々できるって思われてるみたいだけど、それって全部努力の結果だから。だって、努力なんて誰だってしてるだろ。だから、口に出したくないんだ。
俺のマジな才能って言ったら、目をつぶってても歩けるってことぐらいだよ。」
どーゆーこと？？
ラッキーアイテム
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ラッキーカラー
あずきいろ
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桜月(プロフ) - 文ストのみんなとKZの絡みがめちゃめちゃ最高で読みながら思わずにやけが止まりませんでした、(*´▽｀*)夢主ちゃんカッコいいし可愛いし、、続きがめっちゃ気になってソワソワしてます、笑笑これからも楽しみにしてます！！更新、大変だと思いますが頑張ってください！ (2021年10月19日 1時) (
レス) @page47 id: 7e00bd4097 (このIDを非表示/違反報告)
天海 - 控えめに言って神だ、、、この作品を作ってくれてありがとうございます！！続き楽しみにしてます！ (2021年9月2日 3時) (レス) id: 77f956d7b2 (このIDを非表示/違反報告)
桃桜月(プロフ) - 皆さん、ご感想ありがとうございます。すごく、嬉しかったです！！ (2021年8月19日 9時) (レス) id: 8c24d7f3c9 (このIDを非表示/違反報告)
れー - 双黒出てきたのがまじやばかったです！！その場で発狂して家族に白けた目で見られるしまつです…w真逆見れるなんて！！カッズと文スト大好きなので嬉しいです！ほんまもうすぐクライマックスっすか！？楽しみにしてます！！！！ (2021年8月15日 22時) (レス) id: b5e633d6ad (このIDを非表示/違反報告)
shi69mahuro4ki(プロフ) - すっごい面白いです！のコラボ小説いいですね！続き楽しみにしています！ (2021年8月9日 18時) (レス) id: 4ed5b60c3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃桜月 | 作成日時：2020年11月13日 20時
