ありがちなトリップをしてしまった！3

丁か半か ページ37

晋助と神威と背中合わせに立ちながら
阿呆に叫ぶ。

(呆)「なっ！何ぃ！？」

(威)「だから言っただろう？アレは
　 呪いの博打だって。俺とアンタ
　 等どっちが先に死ぬかなんて
　 言ったけど、3人一緒に死ぬつ
　 もりかい？」

(貴)「あの豚野郎に媚びへつらうより
　 一万倍マシだな」

(高)「フン、どうせ踊るなら、アホと
　 よりとんでもねぇアホと踊る方
　 が面白ぇだろうよ。」

うわぁ、イケメン度の違いが。

(威)「ふふ、やっぱり面白いね、あん
　 た等。」

(呆)「きっ、貴様等など！すでに用済
　 みの道具！宇宙の塵にしてくれ
　 るわ！」

ガチャリと大量の銃口が俺達に向けら
れる。

(高)「用済みなのはてめぇ等だよ。
　 言っただろ？介錯は俺が務めて
　 やるって。この刑場に置いて、
　 処刑執行人は俺ただ一人。ここ
　 はてめぇ等全員の首切り台だ。」

その言葉と同時にドォンと爆発音がし
て、大量の攘夷浪士が刀を振り上げ入
ってくる。

(ま)「晋助様ー！攘夷浪士はやっぱ
　 こうッスよねー！！また子は
　 一生ついていきまッス！」

(武)「正気ですか！？春雨相手にこの
　 手勢で勝ち目があると！？そん
　 な事より今できるのは大江戸青
　 少年…ぐふぁっ」

(万)「ふん！正気などっ、保っていて
　 は！世界を相手に！喧嘩などで
　 きんでござる！」
　
鬼兵隊だ！また子ちゃん可愛いよ！
嫁においでー！万斉イケメン！
武市変態は……のーこめんとで。

(呆)「おのれ猿どもがぁっ！潰せ！
　 潰せぇっ！」

叫ぶアホ。更に爆発が起き、船員共の
目がそっちへ逸れる。

(阿)「なーんだい、心配して必死こい
　 て船手漕ぎで来てみれば、いつ
　 も以上にピンピンしてんじゃね
　 ぇか、すっとこどっこい。」

第7師団！来た！！

ハイテンションで番傘を振りまわしま
くる。番傘が馬鹿みたいにでけぇのと
俺の馬鹿力が作用して、当たった奴は
片っ端から吹っ飛んでいく。長さが1.
7mはあるおかげで相手の武器が当たる
前に攻撃できる。やばい、これぴった
り過ぎるわ。

(呆)「馬鹿な！なぜ第7師団が！奴等
　 なぜ生きて！」

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