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(仗)「あっ、す、すいません!今
  どき……「ガチャッ」ん?」

急に部屋のドアが開いた。

(露)「兄さん?大丈夫かい?今大きな
  音が聞こえ………あ。」

(貴)「あ」

(仗)「あ」

みっ、見られたァァァァァ!!!!
どうしてこのタイミングで入ってくる
の露伴んんん!!!!

今僕は股下数センチのワイシャツに
露出の多い下着。それを押し倒してる
仗助くんは薄手のバスローブに下着だ
けだ。しかもバスローブの前ははだけ
て思わず惚れ惚れしてしまうような立
派な腹筋と胸筋がガッツリ見えてい
る。

傍から見たらかなりアブナイ状況だ。

ピタリと固まっている露伴。下を向い
てブルブルと震えだし、拳をぎゅっと
握り締めて顔を上げた。

(露)「ひ、東方仗助ェ……貴様ァ……
  よくも……!よくも兄さんの純潔
  を!」

やっぱり勘違いしてるゥゥゥゥ!つか
ブチ切れてるゥゥゥゥ!

(貴)「ち、ちがうよ!」

(仗)「そうッスよ俺何もしてねぇっ
  て!これはたまたまで……」

(貴)「そうだよ!ひっくり返っちゃっ
  ただけで!僕のせいなの!ほん
  とだよ!」

今までに見たことがない程の怒り具合
に恐怖を覚え必死に弁解する。

(露)「ヘブンズ・ドアー!」

見る間に仗助くんの顔がバラバラと
本の様にめくれはじめて、そこに子供
の姿をしたスタンドが何かを書きこん
だ。と同時に仗助くんは意識を失い、
倒れこんだ。

(露)「兄さん。」

露伴が近づいてきて、仗助くんを乱雑
に蹴り飛ばして退けると僕をひょいっ
と抱え上げた。俗に言うお姫様だっこ
である。

そのまま1階へと降りて行き、ソファ
にそっと僕を降ろす。

(露)「少し待っててくれ。不安だろう
  が、すぐ戻るからね。」

そう言ってまた2階へ向かう露伴。
怖い、にこやかな笑顔が死ぬほど怖
い。

ドタン、バタンと音が聞こえた後に
露伴が何かを抱えて持ってきた。

(露)「ほら、服を持ってきたよ。これ
  を着るんだ。」

(貴)「は、ひゃい。」

怖過ぎる。

言われるがままに手渡された薄手の
部屋着を着た。

ふわりと毛布で体を包まれる。

(露)「兄さん、可哀想に。とても怖か
  っただろう?もう大丈夫だよ。
  生ゴミは僕が始末したからね。
  今日は僕が一緒に寝てあげよ
  うか。」

そう言ってぎゅっと抱き寄せられた。
 

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(プロフ) - リルスさん» 露伴ちゃんヤバイですよね(笑)書きたかったんです(泣)これから可愛い露伴ちゃんも書きますのでお許しくださいッ! (2017年5月8日 21時) (レス) id: 9c13238bd1 (このIDを非表示/違反報告)
リルス(プロフ) - 露伴がどんどん危ない方向に(笑) (2017年5月7日 22時) (携帯から) (レス) id: 5254e9f568 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リルスさん» こちらまで読んで頂けるとは!!!感激です(泣)本当にありがとうございます!!頑張ります!! (2017年4月10日 21時) (レス) id: 9c13238bd1 (このIDを非表示/違反報告)
リルス(プロフ) - こちらの作品も気になったので見にきてしまった!←。こちらの作品も頑張って下さい! (2017年4月10日 21時) (携帯から) (レス) id: 5254e9f568 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:素振りをする素振り | 作成日時:2017年2月9日 4時

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