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(承)「露伴先生、突然すまないな。」

(露)「いや、構いませんよ。僕に用
  ですか?」

この2人結構仲いいのかなぁ?なんて
考えながら二人の会話を聞く。仗助
君達も大人しく聞いている。

(承)「薫の弟と言うのは、間違い無い
  のか?」

(露)「ええ。随分と驚かれた様で。」

また沈黙。何を考えてるんだろう?

(承)「うん、いきなりで驚くだろう
  が、露伴先生、薫と一緒に住む
  気はないか?」

え、

(露)「は?僕が兄さんと?何故です?」

え?なんでそんな冷静に話してんの?

(貴)「ちょ、ちょっと待ってよ!
  承太郎!どういう事!?」

(承)「お前が杜王町に来る事になった
  時から考えていた事だ。ここで
  は前の様にお前を見て置けない
  からな。スタンド使いとの交戦
  も以前より増える。」

(貴)「な!そんな子供じゃあるまい
  し!自分の身くらい守れるよ!
  見てなきゃいけないなんてそん
  な……」

はぁ、と溜息が聞こえる。

(承)「薫。」

何時もより低い、脅すような声色。

(承)「いい加減に自分のスタンド能
  力の危険さを自覚しろ。」

びく、と肩がはねた。

(貴)「……っそれは……」

(承)「薫、責めてる訳じゃない。心
  配なだけだ。露伴先生、無理
  にとは言わない。考えてみて
  くれないか?」

言葉に詰まって何も言えない僕を、意
味深げに見つめて、考えている露伴。

(露)「僕は構いませんよ。」

(貴)「えぇ!?良いの?」

(承)「………!本当か!」

(露)「えぇ、ただ事情はちゃんと聞か
  せてもらいますよ。今言ってい
  た兄さんのスタンド能力につい
  てもね。」

どうやら露伴は、承太郎が僕のスタン
ドを危険だと言った事が気になってい
るらしい。

(承)「感謝する。明日、○がやんだら
  そちらに薫の荷物を持って行こ
  う。その時に全て説明する。そ
  れで良いだろうか?」

(露)「えぇ。勿論です。」

(承)「露伴先生、非常に助かる。薫、
  これでいいか?」

露伴と一緒に住む……か。もちろん嬉し
い。けど、迷惑もかかるし……。

(貴)「そりゃ、僕は全然いいけど…。
  危険があるのも事実だし。自覚
  は……ちゃんとあるさ。」

ムスッとして言うと、またため息が聞
こえる。

(承)「薫、そう拗ねるな。俺も言い過
  ぎた。」

(貴)「拗ねてないもん。」




 

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(プロフ) - リルスさん» 露伴ちゃんヤバイですよね(笑)書きたかったんです(泣)これから可愛い露伴ちゃんも書きますのでお許しくださいッ! (2017年5月8日 21時) (レス) id: 9c13238bd1 (このIDを非表示/違反報告)
リルス(プロフ) - 露伴がどんどん危ない方向に(笑) (2017年5月7日 22時) (携帯から) (レス) id: 5254e9f568 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リルスさん» こちらまで読んで頂けるとは!!!感激です(泣)本当にありがとうございます!!頑張ります!! (2017年4月10日 21時) (レス) id: 9c13238bd1 (このIDを非表示/違反報告)
リルス(プロフ) - こちらの作品も気になったので見にきてしまった!←。こちらの作品も頑張って下さい! (2017年4月10日 21時) (携帯から) (レス) id: 5254e9f568 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:素振りをする素振り | 作成日時:2017年2月9日 4時

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