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職業 ページ15

(仗)「ここのカフェオレ美味いんス
  よ。甘さも丁度良くて。」

(貴)「へぇー。ここ、よく来るんだ
  ね。」

常連さんなのかな?

(仗)「まぁ、そっすね。放課後は何時
  も来てます。」

(貴)「ふふ、学生って感じだねー。皆
  今何歳なの?高校生?だよね?」

ふと思った疑問を投げかける。
康一くんはともかく、億泰くんと仗助
くんは大分大きい。17.8歳?もっと上かも。

(仗)「16っス。」

(億)「俺は15だぜ。」

(康)「僕も15です。」

意外な答えが帰ってきた。

(貴)「ほんとに?もっと上かと思ったよ…」

(仗)「ははっ、億泰は老け顔だもん
  なー。」

(億)「あ、言ったな仗助ェ。そー言う
  テメェだって年の割にはデケェ
  じゃねぇかよ。」

デケェのと老け顔なのとは違いますー
とニヤニヤしながら答える仗助くん。

(康)「そうだ、薫さんはおいくつな
  んですか?あ、どうも。」

ウエイトレスが運んできたコーラを
受け取りながら聞いてくる康一くん。

(貴)「僕は24だよ。」

(仗)「うぇぇ!マジっすか!20才く
  らいかと思ってました。」

(貴)「はは、嬉しいね。」

(億)「つーかよォ、俺ァ最初女かと
  思ったぜ?」

(貴)「よく言われるよ。鍛えても中々
  筋肉がつかなくてね、細いまま
  なんだよ。」

はは、と苦笑いしながら答えた。
ほんと、承太郎に初めて会った時も女
だと思ったって言われたなぁ。

懐かしい事を思い出しながらコーヒー
を啜る。美味しいな、ここのコーヒー。

(康)「そういえば、薫さん、用事で
  杜王町に来たって仰ってました
  けど、お仕事ですか?」

そうだ、町案内頼むってのに何も話し
てないや、僕。

(貴)「うん、一応仕事だよ。承太郎に
  頼まれてね。まあ、丁度研究対
  象がこの町に居るってのも理由
  の1つなんだけどね。」

僕の言葉を聞いて三人は不思議そうに
首を傾げた。

(康)「研究?学者さんか何かなんです
  か?」

あ、言ってなかった。

(貴)「ごめんごめん、言い忘れてた。
  僕は考古学者なんだ。今回は承
  太郎に弓と矢の研究を依頼され
  てね。君らも知ってるだろう?
  スタンドの弓と矢。」

あぁー、と納得の声を上げる三人。
億泰くんは少し苦い顔をしている。

(康)「ていうか、考古学者って。凄い
  ですね!憧れます!」

16→←和解



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(プロフ) - リルスさん» 露伴ちゃんヤバイですよね(笑)書きたかったんです(泣)これから可愛い露伴ちゃんも書きますのでお許しくださいッ! (2017年5月8日 21時) (レス) id: 9c13238bd1 (このIDを非表示/違反報告)
リルス(プロフ) - 露伴がどんどん危ない方向に(笑) (2017年5月7日 22時) (携帯から) (レス) id: 5254e9f568 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リルスさん» こちらまで読んで頂けるとは!!!感激です(泣)本当にありがとうございます!!頑張ります!! (2017年4月10日 21時) (レス) id: 9c13238bd1 (このIDを非表示/違反報告)
リルス(プロフ) - こちらの作品も気になったので見にきてしまった!←。こちらの作品も頑張って下さい! (2017年4月10日 21時) (携帯から) (レス) id: 5254e9f568 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:素振りをする素振り | 作成日時:2017年2月9日 4時

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