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露「…そ、な、は、え?」
仗「………は、ん??え??」
雪「間違いじゃねーよ、ほら!!」
ばっとバスローブの紐を解いて前を開ける。
雪「胸はねーけどほら!付いてもねーからな!」
仗「えっ、あ、ちょ、うぁ…」
仗助は顔を真っ赤にして、露伴先生は唖然とした顔で俺の身体を見つめている。
承「馬鹿野郎」
承太郎さんが珍しく慌てた声で俺のバスローブの前を閉めた。
露「おいおいおいおいおいおい!!じゃあ僕は!こんなガードの低い!女子高生を!!ずっと家に住まわせてたと!?君、君なぁ!バカなんじゃないのか!?断るだろ普通!」
雪「はぁ!?バカ!?俺の性別知らなかったバカに言われたか無いですよ!!!」
露「警戒心とか無いのか君は!!間違いが起きてたかもしれないんだぞ!!君なぁ!僕のベッドに入ってきたりも普通にあっただろ!?」
雪「一緒に寝ても気付かなかったバカが何言ってんですか!!何もなかったんだから良いでしょうが!!」
承、仗「待て待て待て待て待て」
俺と露伴先生の口論は止まらず、仗助と承太郎さんの入る余地はない。
露「君が女だって知ってたら預からなかったよ!」
露伴先生の言葉に息がひゅっとつまり、何も言えなくなってしまう。
露伴先生はしまった、ってな顔をして俺から目を逸らした。
だがこんな事ではめげない、それが俺、上条雪音である。
これを利用して情に訴えてやる。露伴先生と同居解消なんてしてたまるか、俺の憧れの人と同居できるチャンスをみすみす逃す程俺は馬鹿じゃない!
雪「迷惑、なら、俺は、出ていきます、」
傷ついたけど、気にしてない振りをしてる、ってな顔。
露「今のは、売り言葉に買い言葉って奴だ、本気じゃあない、」
雪「でも、もう一緒に住めないんでしょう?俺が10代の女だから、嫌なんでしょう?分かってますよ、後から何言われるか分かったもんじゃないですもんね」
我慢出来なくなって、目に涙が溜まる。
っていう演技。
露「待て待て待て、そう結論を急くなよ。」
雪「良いですよ、」
露「僕が君と『お付き合い』してれば何の問題もないんだが?」
雪「……はい?」
仗助がガタリと立ち上がり、露伴先生を睨みつける。
仗「そりゃあおかしいんじゃないッスか露伴先生よォ、それなら雪音は俺ん家で泊めるぜ。何の問題もねぇしよォ、」
露「ガキが出しゃばるなよ、君に何が出来る?えぇ?」
待て、予想と違う展開になってる……
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式姫 - この作品とても面白いです!!次回も楽しみにしていますね!更新ファイトです!! (2019年1月13日 0時) (レス) id: 9f64c044c4 (このIDを非表示/違反報告)
Eve(プロフ) - キュアトロ推しさん» ふぉおなんと嬉しいお言葉!!!!感謝感激雨あられで御座います。°(°´ω`°)°。これからも頑張りますのでどうぞ宜しくお願いします!!! (2018年3月29日 1時) (レス) id: d64a7214eb (このIDを非表示/違反報告)
キュアトロ推し(プロフ) - ぅぅぅぅこの先がきになって仕方ないです…!こんな素晴らしい作品を作ってくださりありがとうございます!!!神作です!これからも応援してます!頑張って下さい!!!! (2018年3月29日 1時) (レス) id: bb8c54bc53 (このIDを非表示/違反報告)
Eve(プロフ) - あんころもちさん» コメント有難うございます!!!!これからも露伴、仗助、雪音の絡みをたっぷり書かせて頂きますので何卒よろしくお願いします!! (2018年3月12日 20時) (レス) id: d64a7214eb (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - はうぅ〜…私も露伴のほっぺをつんつんしたり、ぷにぷにしたい〜雪音のほっぺをつんつん、ぷにぷにしたいよ〜(*´∀`*) (2018年3月12日 20時) (レス) id: beb861d356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:素振りをする素振り | 作成日時:2018年2月1日 22時