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ぽたぽたと涙が床に垂れた。

なんで、こうなったんだろ、

貴「たの、むよ、おれの、こいびと、
  なんだ、あきら、きずつけ、な、
  いで、たのむ、よ、おれの、だい
  じ、な、ひと、なんだ、」

息も絶え絶えに、折れたであろう肋骨
を庇いながら訴えた。

仗「こい、びと?は、?」

承「何だと、」

康「え、えぇ!?」

露「………は、?」

億「…????????」

そこからの話は早かった。

仗助は直ぐに俺の傷を治し、明と睨み
合いながらもなんとか全員話せる状態
に。

仗「……恋人、ってマジかよ、」

貴「うん、ほんと、元だけど」

明「一応な」

露「だが、君たちは……男同士、だよな?」

貴「え、?」

明「……あぁん??いや、こいつは……」

露「ま、まぁそれは兎も角だな……」

しかし、空気が重たい、

承「まぁ、それで、駆け落ちしようとしたと」

貴「はぁ、まぁ「違うな」」

明「俺は置いてく気だった」

驚きで目が点になる。

貴「はぁ!?」

明「連れてく気なんかねぇよ。巻き込
  む事になる。」

貴「なんだよそれ!」

明「納得しねぇだろ、」

貴「っ、ふざけんな、」

机にバン!と叩き悪態をつく。

心臓がバクバクと音を立てている。

バクン、バクン、バクン、

指先に痛みが走った。

貴「なんだ、っ、」

爪が目に見えてわかる速度で生えてい
る。伸びて、とがり始めている。

口の中にも痛みが走り、確かめると
犬歯がぎりぎりと音を立てながら爪と
同じくとがり始めていた。

吸血鬼化、始まってる、

気づいた瞬間恐怖で体が固まった。

ひゅー、ひゅー、と嫌な呼吸。

怖い、ま、病院に、間に合わなかった
らどうしよう。

貴「じょ、じょうたろうさ、は、はが
  つめ、が、あ、」

承太郎さんはすぐに異変に気付き、俺に
歩み寄り手と口の中を確認してきた。

と思った次の瞬間抱えられていた。

露「まさか進行が、」

承「すぐに病院に向かうぞ」

体が火照ってきて、目がかすむ。

明「な、なんだよ、何が起きてんだ」

仗「知りたきゃついて来いよ」

億「ただなあ、雪音に近づいたら俺の
  ザ・ハンドであの世送りにしてや
  っからな」

康「早く行こう!」

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設定タグ:ジョジョ4部 , 恋愛 , オリジナルストーリー   
作品ジャンル:アニメ
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式姫 - この作品とても面白いです!!次回も楽しみにしていますね!更新ファイトです!! (2019年1月13日 0時) (レス) id: 9f64c044c4 (このIDを非表示/違反報告)
Eve(プロフ) - キュアトロ推しさん» ふぉおなんと嬉しいお言葉!!!!感謝感激雨あられで御座います。°(°´ω`°)°。これからも頑張りますのでどうぞ宜しくお願いします!!! (2018年3月29日 1時) (レス) id: d64a7214eb (このIDを非表示/違反報告)
キュアトロ推し(プロフ) - ぅぅぅぅこの先がきになって仕方ないです…!こんな素晴らしい作品を作ってくださりありがとうございます!!!神作です!これからも応援してます!頑張って下さい!!!! (2018年3月29日 1時) (レス) id: bb8c54bc53 (このIDを非表示/違反報告)
Eve(プロフ) - あんころもちさん» コメント有難うございます!!!!これからも露伴、仗助、雪音の絡みをたっぷり書かせて頂きますので何卒よろしくお願いします!! (2018年3月12日 20時) (レス) id: d64a7214eb (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - はうぅ〜…私も露伴のほっぺをつんつんしたり、ぷにぷにしたい〜雪音のほっぺをつんつん、ぷにぷにしたいよ〜(*´∀`*) (2018年3月12日 20時) (レス) id: beb861d356 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:素振りをする素振り | 作成日時:2018年2月1日 22時

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