芭流覇羅 ページ9
ロイにメールで聞こうとケータイを開いた、
そのときだった…
「あ？ウチがなんだって？根暗、」
俺の肩を誰かが強く掴む。
振り返るとお〜
『ナイスタイミングー、』
「あ？んだって！？」
うるさい耳元で叫ぶな。
でもこれは好都合だ、
なんせコイツ"首のない天使"が描かれた特攻服…つまり芭流覇羅の特攻服を着ている。
あ、待って……俺いいこと思いついたわ。
ｶﾞｼｯ、
(＾ν＾)
「あ？ヤ んのかテメー！？」
思い立ったら吉日だ、
俺はニコニコでソイツの肩を掴み返す。
『悪いんだけどちょっとおねんねしてろ？』
「あ？」
ﾄﾞｽｯ‼︎
「ｶﾞﾊｯ!!」
俺はソイツの鳩尾に膝蹴りを喰らわす、
ｽﾞﾙｽﾞﾙ、
『ちょっと借りるぜ、』
路地裏に捨て置いて特攻服だけいただく。
モブ役のメンバーなら顔なんていちいち見ないだろ？
そう、いい案とは
特攻服借りるぜ☆作戦！！
___
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
ロイに場所聞いたら速攻返信してくれたわw
↑wじゃない
『ここか、けっこーわかりやすかったわ。、、早くいかないと終わる。』
中はそこまで騒がしくない。
踏み絵だっけ？絵踏みだっけ？そんな事してたよね確か…
ポッケに手を突っ込んでアジトの中に入る、
そっとね☆
ﾄﾞｽｯﾄﾞｽｯﾄﾞｽｯ
『……。』
あー、やっぱ…間に合ったのはいいけど、こんときの場地は
マジで腹立つなぁー、
場地「どうよ、これで認めるだろ？半間クン。俺の芭流覇羅入り、」
タケ「なんで、」
.
.
.
場地が語る過去の事件、
マイキーの兄である佐野真一郎を殺した一虎。
侵入、窃盗に加担した場地。
設定的には美味しいとこだけど、正直なところ真一郎のことは拝みたかった、
場地「一虎が庇ってくれたからオレは年少に入らずに済んだ。オレは一虎が出所すんのを待ってたんだ、」
半間「いいね場地、そういう事なら大歓迎だ
花垣！！マイキーに伝えろ！！」
一虎「一週間後の10月31日、
廃車場にて芭流覇羅 vs.東卍 決戦だ！！」
一虎の声がアジト内に響く、
恨んでるとは言ってるけど相当だよなーってか早く千冬持ってっていい？？
タケ「そ、そんな事あっていいはずが！！」
おっと〜？？？
原作と違うぞ？
タケミチが反抗し始める、
はぁ、仕方ねぇな…ﾊﾞｻｯ
俺は芭流覇羅の特攻服を脱ぎ捨てる、
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