6年前の"あの日" ページ33
マイキー「チーム名ももう決めたし、」
場地「え!?決まったの!?」
マイキー「東京万次郎會だ!!」どーん
「「「「だせぇ!!!!」」」」
ドラ「まぁ、"名前はともかく"賛成だ。」
マイキー「ん?」
三ツ谷「あぁ、チームがあれば6人で喧嘩する意味があるし。 "名前はともかく"」
マイキー「ヒドイッ」
パー「チームかぁ、ドキドキすんな!"名前はともかく"」
マイキー「…テメェら」プルプル
場地「これで決まりだな!
オレらの全てをオマエに預ける。時代を創れマイキー!」
場地の表情は真剣でそれでもどこか楽しげな表情だった。
揺らぎのない信念、
マイキー「……おう!どんなチームにしたい?」
場地「うーーん、そうだなぁ…
一人一人がみんなの為に命を張れる
そんなチームにしたい。」
マイキー「うん!」
パー「記念にみんなでお守り買おーぜ!」
__
タケミチside
マイキー「これがその…結成記念のお守りだ。
東卍を創ったのはオレじゃない、場地だ。
"誰かが傷ついたらみんなで守る"
"一人一人がみんなを守るチームにしたい"
そうやってできたチームだったな、」
タケ「場地君はずっと一人で戦ってたんスね、」
その約束を守る為に…
みんなの為に…
マイキー「ゴメンな…場地…」
ピーポーピーポー
ファンファンファンファン
竜「警察だ。」
蘭「帰んぞオマエら、」
一虎「オレは場地と残る。みんな言ってくれ…」
タケ「一虎君…」
一虎「オレの起こした事だ。自分でケジメをつけたい。」
マイキー「わかった。」
一虎君のその言葉にマイキーはそっと背を向ける。
ドラ「東卍もここで解散だ!!」
「「「ウッス!!」」」
一虎「マイキー…許してくれなんて言えねぇ、真一郎君の事も場地の事も一生背負って生きていく。」
一虎は静かに頭を下げた。
マイキー君は振り向きはしなかった、
オレらは静かに涙を流す、
救急車とパトカーのサイレンの音がその場に響いた。
ピリリリリッ
その中携帯の音が鳴る。
だが、サイレンの音で周りには聞こえない。
ピッ
『……。』
ロイ【待機隊との合流が済みました。】
『わかった。全員集めろ。』
ロイ【了解しました。】
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