芭流覇羅 終わりにしよう ページ25
氷秋side
煩いな、、、
静かにしてくれ、今頭が死ぬほど痛いんだ。
痛みなんて何年ぶりだろう…
もうどうでもいいか
この痛みだってどうせすぐに忘れる。感じなくなる。
死んだんだ俺は…
でも……
もう少しだけ
シツコイ
あと少しだけ
アキラメロ 神は俺に与えたんだ
"生きていたかった"
"交代だ"
ドラ「稀咲!!よくやった!!マイキーを任せた!!」
ドラケンのこの声、セリフ、
あぁ、そろそろか……場地が稀咲殴り飛ばすの
そんじゃあ起きねぇとダメか…
ムクッ
「あ"?んだテメェ バギッ‼︎ ガッ」ドボドボ
『うっさ……あ〜ー原作でも知ってたけど案の定不意打ちは面白くねーな 』
「ダ…ダレッ」ドサッ
うん、やっぱ無理だわ、起きんの遅かったなー
ドラケンが言った後ほぼタイムラグなしで殴ったから…
もう…
稀咲「!!」
馬場「この時を待ってたぜ、稀咲ッ!!」
ガコンッ!!
タケ「っ!!場地くん!!?」
あーほらやっぱり、、、
どうすっかな〜
この後場地が刺されるワケだけど助けるか助けないか……
今後のことを考えると、
場地を助けて千冬との親交を深めるのが一番今後にとって利益ある手だな、タケミチとの信頼も強まる。
でも一つ問題があるな…
"原作"では死んだ場地が生きていること。
原作と方向性が変わってくる、場地が生きているだけでマイキーの行動にだいぶ誤差が生じる。
そうだな、、、
ここは一つ頭使うか
千冬「一虎ぁぁ!!テメー何してくれてんだコラ!!」
千冬が激しく一虎の胸ぐらを掴み上げる
『っ、あー始まってたの、』
場地「助かったぜ、タケミチ 」
タケ「場地君……!」
タケミチは勘違いをしている、
まぁ、正確にいうと場地が誤魔化したって言った方がいいか…
オレは知っている。
場地がかなり深傷を負っていることを、
かなり無理をしていることを、
このまま止めないと死ぬ可能性しかないことを、
それを見たマイキーが一虎を殺しかけることを、
止めるために場地が自 殺することを、
全部知っている
でもオレは止めない。
悪いな場地、
オマエには頑張ってもらわないと…
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