再来 ページ2
"いつからこうなっちまったんだろう?"
"前"のアッくんとの言葉と重なりフラッシュバックする。
言うな…
"今やオレは稀咲の兵隊だ"
言わないでくれ…
"東卍の奴らはみんな稀咲の言いなり"
同じことを…言わないでくれ、
なんで、、、
タケ「なんでアッくんがヒナを…!?美容師だろ!?
東卍なんて関係ねぇはずじゃん!?」
アッくん「…怖ぇんだよ。ただひたすら稀咲が、」
タケ「やめてくれ…、」
アッくん「みんなを助けてくれ"泣き虫のヒーロー"」
タケ「やめろよ!!前にも聞いたよ!!同じじゃん!!何も変わってねぇじゃん!!変わったはずだろ!!?」
ドオオンッ!!
ガソリンに火が移って車が爆発する、
タケ「っ!ヒナ!!」
前に潰されてる車にヒナがいることを思い出す。
急いで助けねぇと、こっちまで爆発しちまう、
タケ「ヒナ!!待ってろ今絶対ぇだしてやるから!!」
バリンッ‼︎
車の窓を破って中に手を伸ばす。
タケ「ヒナ!!火が回ってくる!早くここから出るぞ!」
ヒナ「タケミチ君、ごめんね。無理なんだ、足の感覚が…もうないの、」
ドクンッ
何にも変わってねぇじゃん!!
何が変わっただよ!
バッ‼︎
ヒナ「え?」
タケ「この先も昔もずっとずっと
愛してるっ!!!」
ヒナ「っ、嬉しい。…タケミチ君、"氷秋君を助けてあげて"…、」
タケ「っ!」
ドンッ‼︎
ドオオオンッ!!!!
タケ「ハァハァハァハァ、絶対ぇ助けるから!!
何度失敗しても、何度でも何度でも!!!君が助かる未来にたどり着くまで絶対ぇ折れねぇから!!!」
燃え盛る炎に叫ぶ、
決めたよヒナ…オレが_______
タケ「オレが東卍のトップになる!!!」
_____
「ヒナ…、」
ナオト「姉さん…なんで… 」
「花垣武道君…?」
タケ「あ、」
「日向の母です。コレを…お気に入りだったみたい。いつも大事そうに身につけていたのよ、あの子。
あなたがプレゼントしたものなんでしょう?」
ハンカチの中には過去にオレがあげた四葉のクローバーのネックレスがあった。
タケ「ヒナ…」
「あの子はあなたのことが大好きだったのね…」
__
ナオト「千堂敦を調べました。今回の彼は結婚もして子供もいました。
でも、家族は"現在行方不明"です。」
タケ「え?」
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