衝突 ページ41
タケミチside
ん?…どこだ?
ここ…
タケ「うーー〜〜〜〜ん」
プニッ
タケ「ん?プニ?」
なんか柔らかい感触化したような…
チラッ、
エマ「えっち、」
タケ「エマちゃん!!?違っ、今のは不可抗力で!!ん!?病院?」
そうだ!!オレっ、逃げる途中で気ぃ失って…
タケ「あ!!マイキー君達は!?みんな無事!?」
エマ「…ドラケンから電話あって、駆けつけたら君がいた。」
タケ「ドラケン君は!?」
俺がそう言うとそう言うと俯いて黙り込む。
沈黙が続く空間、
気まずい…さっきのこともあって尚更気まずい、
あ、
エマちゃんをよく見ると目に涙が溜まっている。必死に声を抑えようと肩が少し震えるのが見える。
一体どうなって シャッ!!
タケ「っ!って、氷秋!!?」
『おはよう、タケミチ。元気そうじゃん、』
状況がわからないままただ黙っているとカーテンが開く。
見てみるとそこには黒いパーカーのフードを被った氷秋が立っている、
『、タケミチ何女の子泣かしてんの?』
タケ「え?あ!こ、これは誤解でっ!!……氷秋、あの後どうなったんだよ。オレ気ぃ失って 氷秋「、マイキー君とドラケン君が喧嘩した。」 っ!!」
『オマエが止めようとした愛美愛主との抗争が始まって、東卍がマイキー派とドラケン派の2つに割かれた。……っ、ごめん配慮が足んなかった、』
氷秋がそう淡々とオレに説明すると視界の隅にいたエマちゃんが俯く。
氷秋もそれに気付いたのかエマちゃんに謝る、
エマ「ううん。……パーちんが捕まったことでみんなで争い出したの、」
東卍の内部抗争、未来の長内の言う通りになっちまった…
『タケミチが防ぎたかったのは"これ"?』
タケ「っ……うん。」
氷秋の顔は真剣で……って今の状況じゃ当たり前か、
でも、東卍の内部抗争の原因がパーちん君が捕まったことだとすると、どうやって和解させるってんだよ!!
『…まぁ、何とかなるんじゃない?』
タケ「へっ!?」
俺が悩んでると返答する様に氷秋が言う、
『あ、でも"タケミチ"が何か動かないとどうにもなんないと思うけど。小難しい事になってる時こそ"バカ"が活躍するって言うし』←適当
タケ「そんな…って、バカってオレのことか!?」
『どうだろー(棒)。じゃ、俺は野暮用を思い出したから帰るわ。痴話喧嘩に巻き込まれるなんて死んでもゴメンだし、』
タケ「は?」
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作者名:じぇい | 作成日時:2021年12月4日 0時