Sh19ピロートークも程々に ページ5
夜、ふと目が覚めた。
起きようかと思ったが、隣にすやすやと眠る拓也がいたのでやめた。
拓也の髪はさらさらだなぁ。おんなじシャンプー使ってるのに何でだろ。
そんな拓也の髪を梳こうとしたその時。
「どーしたん？俺の髪、そんなに気になる？」
いきなり手首を拓也に掴まれて驚いた私はびっくりしすぎて声も出なかった。
「驚きすぎやろ、冗談だって」
いつもの拓也がそこにはいて、安心感を覚えた。が、
「なんで離してくれないの……？」
「なんでって、こっちのセリフだよ？なんで話してくれなかったん？」
「な、何？隠し事なんてしてないよ？」
わからないけど拓也は快活に笑っている。
「何？ほんとにわかんないんだけど……？」
「じゃあ、簡単な質問。初めてヤった時A覚えてる？」
いきなりのことで面食らっていたが真っ直ぐ目を見つめる拓也から逃げることはできないと察した。
「……覚えてるよ？」
「その時、どんな気持ちで俺はAを抱いてたと思う？」
手首を掴む力がだんだん強くなってきて考えるどころじゃなくなった。
「痛い、拓也痛いよ……」
「……Aさぁ、何にもわかってないね」
「Aのこと初めて抱いた時Aは何事もなかったかのように振る舞ってたけど……」
「A、処女じゃ無かったよね？」
あ、そのことで幻滅してるとかかな？声に出してみようとした時。
「今、それが答えだと思ったやろ？違うって。ほんとに何もわからないの？」
「俺はさぁ、今までAを抱いてきたヤツらが憎くて憎くて仕方ないんだよ」
「憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて……」
「だからさぁ、教えてよ。初めてAを犯したヤツのこと」
「ぶち殺してやる」
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書いてくれてありがとう - 大好きすぎます。リクエストに答えてくださってめっちゃ嬉しかったです。鮫島さんの文章、雰囲気本当に素敵すぎます。またリクエストさせてください。応援してます。 (11月9日 0時) (
レス) @page6 id: 165bcad06a (このIDを非表示/違反報告)
夜 - リクエスト答えて下さってありがとうございました！しかも19番さんのお誕生日に上げてくださりとても嬉しかったです♪ 鮫島さんの小説の雰囲気好きなのでまた今度リクエストさせてください！ (11月5日 23時) (レス) id: 56a1cf3ff0 (このIDを非表示/違反報告)
鮫島(プロフ) - 夜さん» リクエストありがとうございます！時間かかるかもですがお待ちいただければと思います…… (10月31日 16時) (レス) id: fe83d496fe (このIDを非表示/違反報告)
夜 - リクエストしても大丈夫でしょうか？ 19番さんのヤンデレ嫉妬をもっと読んでみたいです！鮫島さんの小説とても惹かれる物があってすごく好きです！これからも応援してます。 (10月31日 16時) (レス) id: 56a1cf3ff0 (このIDを非表示/違反報告)
鮫島(プロフ) - 書いてくれてありがとうさん» リクエストありがとうございます！ゆっくりですがお待ちいただければと思います……！ (10月25日 20時) (レス) id: fe83d496fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鮫島 | 作成日時：2023年10月20日 1時
