出てきたアイツ ページ6
マ「イヤーーーー！！！」
「ど、どしたのー！！？」
ド「せんせー、いまの、マイキーのこえだとおもう」
「何があったのマイキーくん…！？」
ドラケンくん、千冬くんというなんとも珍しい組み合わせと読み聞かせをして遊んでいると、突如廊下から聞こえた奇声。
ドラケンくんによるとマイキーくんの声らしい。
私たち3人が、慌ててマイキーくんの安否を確認しに廊下へと出ると、そこには尻もちをついてしまっているマイキーくんが。
「あらら、だいじょうぶ！？」
慌ててマイキーくんにかけ寄ると、
千冬くんも心配そうな表情で、トコトコと付いてきた。
千「まいきー、おしり、いたいいたい…？」
マ「ううん。おしりのほうはへいき」
たしかに痛そうにしている様子はない。
けれど顔色は少し悪そうだ。
てことは何か他に平気じゃないことがあるのかな。
するとマイキーくんが唐突に真剣な顔になって言った。
マ「せんせい……いい？おちついてきいてね。
おれがびっくりしちゃったのはね……？」
千「ごくり………」
マ「あいつのせいだよ……！！！」
そう言ってマイキーくんが指をさした先には。
ただの棚が。
「ま、まさか………！？」
ド「ごきぶりなんだなマイキー！！！？」
マ「せいかいだよけんちんっ…！！」
千「ご、…ごきぶい」
「よし三ツ谷先生呼ぼうそうしよう」
マイキーくんが指していたのは、正確に言うと、
棚の後ろにいた……ゴキブリ。
かなり青ざめている千冬くん、マイキーくんとは対照的に、少し目が輝いているドラケンくん。
ドラケンくん、虫、好きだったね………。
でも先生、ゴキブリはオススメできません(切実)
その後、みんなで三ツ谷先生に泣きついたら、
安定のお母さんモードで処理してくれました。
ドラケンくんはそれを興味津々なご様子で見ていました。
＿＿＿＿
マ「せんせー……おれ、ごきぶりにかてるひとと
けっこんしようとおもう」
「先生もすごくそう思う」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 635人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴらふ(プロフ) - 可愛さが爆発しとる…尊い……とりま作者さんは天才っすね。更新楽しみにしてます！ (2021年10月23日 18時) (
レス) @page7 id: 1134c97e15 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - かっわ、は？尊い、、、サイコーです！！更新ファイトです (2021年10月17日 19時) (レス) id: 33f96c29c0 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - しゅが〜さん» わぁー！素敵なお言葉をたくさん頂けてとっても嬉しいです〜！コメントありがとうございます！ (2021年10月17日 18時) (レス) id: 68efb96f64 (このIDを非表示/違反報告)
しゅが〜 - やばい、くそ可愛すぎてニヤケ散らかしました…… え、マジで作者様天才過ぎませんかっていうくらいにこれを読んでいると癒されます。マジ可愛いです、大好きです。これからも応援させて頂きます！ (2021年10月17日 18時) (レス) @page6 id: 8796ade977 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 甘党さん» 癒されていただけて幸せです〜！素敵なコメントありがとうございます！ (2021年10月17日 14時) (レス) id: 54ad3e0c1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2021年10月13日 2時
